ゆづオンリーファンの皆さま、こんばんは(*^-^*)
Twitterにも投稿したのですが、「惑星ハニュー」さんのblogの記事が
とっても良かったので、ぜひ皆さまに読んで頂けたらと思いました。
素晴らしい内容でした。
— 蘭 (@layer214) July 25, 2022
マッシさんに拍手!
惑星ハニューさんのblogです。https://t.co/xMMactWhX4
『マッシミリアーノさんのライブ配信「羽生結弦の4アクセル」』
上記の記事によると、マッシさんはLIVE配信の最後の方で、
4回転半アクセルとプレローテーションについて話してくれたようです。
私はイタリアの言葉はわからないので、惑星ハニューさんのblogに
ある、日本語訳を読ませていただきました。
これは多くの人に知っていただきたい内容だと思いましたので、
ご紹介させていただきます。
マッシさんは今、4Aが話題の的になっていることとその理由に
触れた後、「過去20年間でフィギュアスケートは大きく変化した。」
と言われました。
特に「ジャンプの技術が変化した」といいます。
それは何故なのか?
『何故なら、ジャンプを判定するジャッジ達がある技術を通関させたからだ。
フィギュアスケート教本の技術ではない。プレーテーションの概念は悪化した。
(注意して欲しいのは、この跳び方はずっと前から存在していた)
プレローテーション、時にはトゥジャンプと呼ばれるジャンプでフルー
ブレードでアシストする跳び方。ルッツとフリップはもはや以前とは全く
異なるジャンプになってしまった。一種のループもどきだ。』と。
そして、マッシさんは練習で”4A”を成功させたというマリニンの
ジャンプについて話していました。
『(彼が)並外れていることは確かだ。プレロテで跳ぶ選手でさえ、
これまで4回転出来た選手はいないからだ。しかし、4回転アクセルは
4回転半回るジャンプだ。…マリニンのやったことは未だかつて誰にも
出来なかったことで、本当に凄いことだ。しかし、あの4アクセルは、
4アクセルではない。
ここ数年間で試合で多く見られるようになった、アメリカ、日本、イタリアの
多くの選手による綺麗に成功した3アクセルが3アクセルではないように。
何故なら離氷前に信じられないほどプレローテーションしているからだ。
今現在、このような跳び方が許されるのか?許されてしまっている。』
凄いですね、マッシさん。(*´▽`*)
はっきりとマリニン選手の4Aを「あれは4Aではない」と言い切って
くれました。
何故なら、彼のアクセルは離氷まえに信じられないほどプレロテ
しているからなのです。
そして今はその跳び方が許されてしまっていることを指摘していました。
『ここ20年間、ISUがルールで介入することなく、これを放置して
きたからだ。選手達はルールに引っ掛からないところで、ズルが
出来るならズルをするだろう。
踏切の際、下で回ることでそれが可能になるなら、選手達はその手段を
使うだろう。女子シングルでは正しい技術でジャンプを跳べる選手は
もはや片手で数えるほどしかいない。』
本当に嘆かわしいことです。
下で回ることが違反とみなされず、得点になるのですから、それは
選手たちも楽な方を選ぶことでしょう。
だから、女子選手のほとんどはその跳び方で難しい4回転や3Aを
跳んでいるのです。
『羽生結弦は言う
「僕は自分が理想とする跳び方で4アクセルを成功させたい」と
すなわち、プレローテーションのない、本来そうあるべきアクセルだ。
アクセルだけでなく、他のジャンプについても同じことが言える。』
マッシさんが言うように羽生選手ははっきりと、プレロテのない
跳び方で4Aを成功させたいとおっしゃっていましたね。
『教本通りの4アクセルを成功させることは、オリンピックで金メダルを
獲るより難しいと僕は思う。
マリニンはブラボーだ。彼は誰にも出来なかったことをやってのけた。
しかし、これは4アクセルだ、とは言わないで欲しい。』
確かにプレロテが得意なスケーターでも、クワドアクセルを跳ぶことが
できていないことを考えるとマリニンはプレロテしているとはいえ、
4Aらしきものを跳んでいるのですから、身体能力が優れているのは
間違い無いようです。
また、マッシさんはかつてメドベージェワのジャンプを批判していた
人たちがマリニンを絶賛していることについて語り、「笑える」と
皮肉をおっしゃっていました。
そして、『メドヴェデワの技術がダメなら、マリニンの技術もダメだろう。
このような状況は公正に判断しなければならない。』と。
おっしゃる通りですね。片方には批判をし、もう片方は絶賛するって、
同じ跳び方なら両方ともダメでしょう!
そして、「史上初のジャンプ」についての真実をマッシさんが
語ってくださいました。完全に同意です。
『僕の意見を言うなら、4ループを初めて成功させたのは羽生だ。
4フリップを初めて成功させたのは、宇野昌磨ではなく、ネイサン・
チェンだ。宇野はプレロテでブレードでアシストしながら実施した。
一方、ネイサン・チェンが初めて跳んだ4フリップはクリーンだった。
4ルッツを初めて成功させたのは、ブランドン・ムロズでもニースで
降りたセフガノフとかいうロシア人でもない。今も昔もジン・ボーヤンだ。
教本通りのルッツ。彼は初めてプレロテ無しの4ルッツを成功し、
その後もその技術で跳び続けた。
確かに、初成功者として記録に残ったのは、ルッツはムロズ、
4フリップは宇野昌磨だが、教本通りのジャンプではなかった。
僕の意見ではネイサン・チェンとジン・ボーヤンのジャンプが
史上初として記録されるべきだった。』
宇野昌磨選手のジャンプは正しい技術ではありません。
ゆえに「4F」初成功者と言われていますが、正しい技術で4Fを
公式戦で成功させたのはネイサン・チェンだったのです。
そして4回転ルッツに関しては、フィギュアスケートの歴史では
ムロズという人が最初に成功したと言われていますけど、彼のジャンプは
正確ではなかったようです。
ゆえに、教本通りの跳び方で4回転ルッツを初めて跳んだのは、
ボーヤン・ジン選手なのです。
マッシさんは今シーズン、マリニンがあの跳び方での4Aを成功
させると思っているようです。
確かに今のままだと、プレロテで跳んでも「認めちゃう」のですから、
マリニンが史上初の4A成功者となりそうです。
しかし、『羽生が跳んだ4アクセルと、このイリヤ・マリニンが成功させる
であろう4アクセルとでは、全く技術が異なっている。』とはっきり
述べています。
残念ながら、『現在のツールでこのエレメントを(正しい技術で)
成功させるのは困難だと僕は思う。』と、マッシさんは言います。
『何故なら、現在のスケート靴で跳び上がることが可能な高さは
決まっているからだ。回転速度についても、マリニンは非常に優れているが、
速められるにしても高が知れている。そして人間が空中に留まっている
最大時間も決まっている。その中でもう1回転増やすのは至難の業だ。』
『しかし、羽生に不可能はない。彼のキャリアがそれを証明している。
そして回避しても誰にも文句を言われない。』
羽生選手に対して、彼もプレロテさえすれば4Aを着氷できるのではないか、
という人がいるかもしれません。が、マッシさんはこういいます。
『答えはノーだ。選手は小さい頃に学んだ技術でずっと行く。
別の方法でアクセルを跳ぶのは困難だ。』とし、例としてランビエールは
ずっと3Aが苦手だったことに言及されました。
『僕の意見では15~16歳以降に技術を矯正するのは不可能だ。
だから僕は羽生が踏切り時にプレローテーションする4アクセルは
跳ぶことは絶対にないと思うのだ。
羽生の場合、彼の気性、彼が理想とするフィギュアスケートに反している。』
おっしゃる通りですね。
ゆづご自身も以前、プレロテ下回りの4回転ルッツに関して、
自分はその跳び方をやろうとしてもできないとおっしゃったことが
ありました。
大人になってから跳び方を矯正しようとしても無理なのです。
最後にマッシさんは今のフィギュアスケート界が陥っている問題に触れ、
『ISUがルールに対して何らかの対策を講じる決断をすることを切望
している。新しい五輪周期が始まったばかりの今なら可能だ。』
と、提言しておられました。
『プレローテーションやフルブレードでアシストするジャンプ、
フリップ/ルッツのトゥジャンプのエッジを本気で取り締まる気が
あるなら、ただガイドラインに書いてお茶を濁すのではなく、
より厳格に適用すべきだ。
もっと具体的に言うと、テクノロジーを使って正しいルッツ、正しい
フリップを判断すべきだ。コンピューターとレーザーがあれば、
踏切り時のエッジが垂直線に対してどちらに傾いているか識別出来るだろう。
その傾き応じて、ジャンプの名前を決める。
現在、ルッツと申告されているけれど、ルッツではないジャンプ、
フリップと申告されているけれどフリップではないジャンプを
僕達は試合でよく見かける。これは良くない。
クリーンで正しい技術を持つ数少ない選手達を不利にするからだ。
その一歩にはテクノロジーが必要不可欠なのだ。』
これはつまり「AI」の導入を示唆しているのだと思われます。
このテクノロジーならジャンプの回転や踏切りのエッジを判定する
だけでなくスピンにも使える。と彼は言っています。
『テクノロジーはシットスピンで軸足の太腿が氷面と平行になって
いない場合、シットポジションとは見なされないので、ジャッジから
+5を貰うことは出来ない。それどころか基本ポジションがない
スピンということになる。
同じようにプレロテジャンプはジャッジから+4や+5を貰うべきではない。
このようなジャンプで高いGOEが貰えるなら、指導者達は例え間違った
技術であっても、この跳び方を教えるようになるだろう。
問題はそこなのだ。』
ここまではっきりとISUに向けて問題提起をしてくださり、私たちが
ずっと不満や疑問に思っていたことを口にしてくださったことに
心から感謝しています。
羽生結弦という史上最高、最強の偉大なスケーターが競技から
離れてしまった今、ISUはこれで自分たちの好き勝手にできると思って
胸をなでおろしているのかもしれませんが、それこそがフィギュア
スケートの衰退を招くことを自覚するべきです。
ルールが正しく活用され、ジャッジメントが公正であったなら、
羽生結弦はもっと競技会に出てくれたかもしれないのです。
例え今季で競技会から去ったとしても、少なくとも「もうここに
いる必要はない」などと、ISUを見限ることなど無かったことでしょう。
ISUは自らの首を絞めて、フィギュアスケートの未来を暗くして
しまったのは間違いないのです。
マッシさんのこのLIVE配信で語られた内容をISUは謙虚に受け止め、
今すぐ改善するべきだと思います。
そして間違った「史上初」の称号を得たスケーターのそれを撤回し、
正しく実行した人に与えてほしいと思います。
これから先、未来のある若者には羽生結弦をお手本にして、正しい
技術を継承していってほしいものです。
そうすれば、フィギュアスケートの人気も復活していくかもしれません。
今回のマッシさんのお話は、プリントアウトしておきたいと思います。
それではまた(^^♪
放送予定
●羽生結弦 緊急SP 15年間の秘蔵映像で振り返る、
知られざる激闘の日々。『バース・デイ』7/23(土)【TBS】
●羽生結弦の緊急特番 7/23 テレビ朝日系 本人もスタジオ出演。
18:56〜
■ ファンタジー・オン・アイス放送予定
テレ朝チャンネル2
【完全版】
<幕張公演 初日>
■7月23日(土) 午前11:00〜
<幕張公演 2日目>
■7月24日(日) 午前11:00〜
<幕張公演 最終日>
■7月24日(日) 午後2:30〜
<静岡公演 初日>
■7月30日(土) 午前11:00〜
<静岡公演 2日目>
■7月30日(土) 午後2:30〜
<静岡公演 最終日>
■7月31日(日) 午後5:30〜
エンタメーテレでは7/31の13:00から再放送があります
8月のFAOI放送予定 CSテレ朝2
<名古屋公演 初日>
■8月6日(土) 午後3:00〜
<名古屋公演 2日目>
■8月7日(日) 午後3:00〜
<名古屋公演 最終日>
■8月7日(日) よる6:30〜
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毎日の暑さに参ってます。😅
マリリンさんもお忙しいのに毎日ブログ更新、有り難うございます。
マッシさん、スパッ!と言ってくださって痛快です。
そもそもU選手の4Fを正しい技術でもないのに急いで認定させたスケート連盟からの始まりです。これによって偽ジャンプがまかり通るようになりました。なぜかU選手だけは回転不足は取られないのです。それどころか加点をもらってます。前にU選手はコーチにジャンプを教えてもらったことがないと言っていましたので我流で矯正なんか今さらできるわけありません。
選手は試合で4Fを申請したらジャッジも4Fと見なします。
技術的な事をみていないのでしょう。
ピョンチャンオリンピックでハビがスコアに関して質問されたとき、ショーマのジャンプは正当なジャンプでないのに得点が高過ぎ!
それに関してくよくよ考えるつもりはないと言ってます。もしハビが抗議をしていたなら順位は変わっていたかもしれません。2位ハビ、3位ボーヤン。
今頃なって悔しいのかスペインの解説でショーマにはよくやられた!と言ってるけど今さらグタグタ言うな!ですわ。ハビが抗議していたならその後のジャッジの見方も変わっていたかもしれません。U選手に厳しい指摘をした人はマッシミリアーノさん&アンジェロさん、中国、亡くなったデニス・テン、
日本では武良くんが指摘していましたが気がついていても自分の身を守る為に言えないのでしょう❗️
マリニンの4Aはスキッド、
もしゆづが現役ならスキッドのマリニン4Aとゆづの完璧な4Aと比べ煽られるでしょう。
今後アイスショーの場で羽生結弦の4Aを目指してほしいと思います。
最後のマリリンさんが書かれていること同意です。👍️
マッシさんの解説広めてほしいですね。
私もマッシさんの解説キープです。
マッシさん、本当にありがたいご意見を言って下さり、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
結弦くんの4Aの価値を教えて下さり、凄く嬉しいです。
ただマリニンまで下回りしていると、宇野くんたちの下回りもまた見逃されてしまうのかと思うと残念です。
真央ちゃんが、ジャンプの癖を直すのに苦労していたのに、今は、何でもありなんですね。
正しい技術を習得して、競い合う競技に戻る日は、もう来ないかもしれないですね。
羽生結弦展行ってきました。
素敵な写真や衣装に感激して、グッズも14点一万越えしちゃいました。
大切にしたいと思います。
特番も、結弦くんが綺麗すぎて、喋り方も凄く成長していて、大満足でした。
録画率も週間で9位で、沢山の人々にみていただけて嬉しいです。
これからも一生懸命応援していきます。よろしくお願い致します。