羽生結弦は回転を盗んでまで4Aを着氷させるような人ではない。 - 羽生結弦 成功への軌跡

羽生結弦は回転を盗んでまで4Aを着氷させるような人ではない。


2030年の冬季五輪に札幌が名乗りを上げています。
フィギュアスケート界のレジェンドである羽生結弦選手が
宣伝すれば確かに効果は大ですね。

羽生結弦「僕も…出たいです、ふふふふふ。
それぐらい楽しみにしています!」
2030年札幌冬季五輪招致へ

スポーツ報知

『羽生結弦が4日、日本オリンピック委員会の公式ツイッター
「TEAM JAPAN」の「もし#札幌2030が決まったら」
のコーナーに動画出演し、札幌市が招致を目指している2030年
冬季五輪を語った。』




8年後に札幌でオリンピック開催が決まったら、そうですね。
やっぱりフィギュアスケートの選手の皆さんが、最高の演技を
してほしいですし、僕も…出たいです。ふふふふふ。
でも、それぐらい楽しみにしています!」


8年後は35歳になる羽生選手。
その時まで現役を続けることができるのでしょうか。

羽生選手なら35歳になっても今のような美しい体形を維持して
いるでしょうし、今のような華麗なスピンやステップ、美しい
ジャンプもきっとできると思います。

8年後に例え、競技から引退していたとしても、エキシビションや、
開会式にぜひ参加してほしいと思います。

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この記事ですが、私は記事よりもむしろコメントの方が面白かった
というか、記事にして欲しいと思いました。

「彼は唯一無二。時間の問題ね」
羽生結弦の“4回転アクセル成功”に元世界女王が太鼓判!
「長身で軽いけど身体が強い」

DIGEST

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2002年ソルトレイク五輪の銀メダリスト、イリーナ・スルツカヤ
さんが日本フィギュアスケートの至宝、羽生結弦選手の4回転アクセルに
ついてご自身の見解を示しました。

地元ロシアのメディア『Sport24』に「ハニュウは4回転アクセルを
成功できると思いますか?」と問われると、
可能だと思う。時間の問題ね。オリンピックで4回転アクセルに
トライすべきだったかどうかが話題になるけど、彼は失なうものなど
何もなかったはずよ。すでに2回もオリンピックで金メダルを
獲得している。また違う形で歴史に足跡を残したかったんだと思う。
結果的に上手くは行かなかったけど、もしプログラムをミスなしで
やり遂げていれば、表彰台に上がれていたのだから

 
反発力で飛び上がる際、もう少し回転を“盗む”ようにすれば、
上手く行くかもしれない。
ハニュウは唯一無二。
背が高くて軽量なんだけど、身体的にとても強い。
彼に成功してほしいと願っているわ」』

やっぱり元フィギュアスケート選手たちは「回転を盗む」という、
今の主流となっている跳び方のことをよくご存じなんですね。

これっていわゆる「プレロテ」のことですよね。

この記事についたコメントの多くは、「羽生選手はそのような
ジャンプは跳ばない。だからこそ尊敬している」というものでした。

コメントの一部を転載させていただきたいと思います。

『回転を盗む』とはスキッドかそれよりひどい所謂バクセルを
指しているのだろうか?たしかにそれで跳べば4Aはより成功に
近づくかもしれない。今後は極端なスキッドやバクセルで跳んで、
見た目回転が足りてるからと「成功」の栄誉に輝く選手が出てくる
かもしれない。しかしそれでは「羽生結弦のアクセル」にはならない。
羽生選手のアクセルは本当に美しい。
スキッドとバクセルが横行する中数少ない、もしかしたら今では
羽生選手しか跳べないのかもしれない正しくエッジで跳ぶアクセルです。」

「『回転を盗む』とは、他の選手がみんなやっている半回転ほど
氷の上でこっそり回ってから離氷するいわゆる「プレロテ」のことですね。
でも羽生選手はそれをしない自分に「誇り」を持っていらっしゃいます。
理由もお話しになっています。
『芸術というのは、明らかに正しい技術、徹底された基礎によって
裏付けされた表現力・芸術であって、それが足りないと芸術にはならない』
と思っていらっしゃるからです。」

「結果的に『成功』とはなりませんでしたが、離氷も着氷も全く
ごまかすことなく跳んだ4Aが『認定』されたことは、『回転を盗んで』
成功する4Aよりも、ずっと価値のあるものだったと思います。」

「回転を盗む…は、プレロテの事?
氷の上で回転稼いだら、それは最早羽生結弦のジャンプでは無い。
ちゃんと離氷してから回転をかけるから、なかなか成功には至らない
のですし、非常に難しいのでしょう。
ズルをしない高い志だからこそ、彼は唯一無二の美しさと心を惹く
演技を持っているのだと思います。」

「『回転を盗む』ジャンプならば、とうに成功させていたかもしれない。
それでも、そんなことは羽生結弦の誇りが許さないのでしょう。
ファンとして、そんな羽生くんが心から誇らしい。
あの北京での4Aは、プレ・ロテでの成功よりもずっとずっと
価値あるジャンプだったと思います。」

「回転を盗んで迄やる選手ではない。
自分の理想とするジャンプに拘るがゆえに時間がかかって
しまったともいえる。」

「これって今増えている下回りジャンプをやれってことですか? 
こんな事を羽生さんがする訳ないでしょう。
何時も基本通りにやっている選手に言う事ではないです。
そこまでして4Aが成功しても彼は嬉しくないと思うし、そんな
ジャンプは彼自身が許せないでしょう。
ファンも羽生結弦らしい、誰にも真似出来ない4Aを待っています。」

「そう、羽生のジャンプは正確な踏切だからな。
スルツカヤの言う「回転を盗む」ジャンプは羽生はしない。
跳び上がる時点で半周位回っているプレローテーション等 いわゆる
チートなテイクオフで跳ぶ選手が増えてきているが羽生やボーヤン等
正確な踏切でジャンプを跳ぶ選手もいる。もちろんリスクが高い。
羽生が貫いたのは正攻法なスタイル。
本人が言う「羽生結弦のジャンプ」とは回転を盗まないジャンプの
意味も含まれる、そして、音楽に合わせ、ただジャンプの為の
長い助走をせず芸術的に跳ぶという物。」

「羽生結弦選手は正攻法で真正面から挑む。

幼少の頃に習った正しい技術、
徹底された基礎により磨かれた誇りを守った
羽生結弦のジャンプ。」

「羽生選手の軸が細く高く美しいジャンプ、氷上で回転を稼がない
王者のジャンプです。フィギュアをよく知らない人もみな口を
そろえて言う、美しくて簡単に跳んでるように見えると。
どうか今後この王者のジャンプをけがすことがないことを願う。
どんなにプレロテでとんでも見ればわかる。
誇り高い羽生選手をホントに尊敬する。」


羽生選手は今流行りのチートなジャンプを跳んで、クワドアクセルの
「初成功者」となるよりは、例え回転不足を取られたとしても、
正しい羽生結弦のアクセルで「初認定」をされる方を選んだのです。

そもそも、練習でさえ「羽生結弦の4A」は着氷はできていません
でしたから、恐らく五輪の舞台でも「q」が付くか、もしくは
回転不足で転倒する可能性の方が高いことは覚悟していたと思います。

それでも、五輪連覇の王者として、「羽生結弦」としてのプライドを
かけて自分のアクセルで成功を目指して挑んだのです。

これこそが真の「五輪チャンピオン」の在り方であり、「羽生結弦」
の信念なんだと思いました。

そんな誇り高き羽生結弦選手の「正しいクワドアクセル」の
挑戦はこの間も言いましたけど、やっぱり金メダル以上の価値が
あると思いました。

スキッドアクセルやプレロテフリップやルッツを跳んで、
GOEをたくさんもらった選手たちがメダリストになった北京五輪では、
正しい技術で挑んだ羽生選手やボーヤン選手はメダルは逃しました。

しかし皮肉なことに、羽生選手やボーヤン選手の方が彼らよりも
ずっと称賛されたり、話題になったりしていましたよね。

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人から得る「称賛」や「人気」って、メダルの色とか数では
ないんですよね、

アスリートとしてだけでなく、人としてどれだけ素晴らしいか。

どれだけ、見ている人たちの心に響く演技をすることができたか、
だと思うんです。

特に羽生選手は、五輪王者の名声やプライドに傷がつくかもしれない
ことを覚悟のうえでこの偉業に挑戦したのですから、本当にすごいと
思います。

ファンはそんな羽生選手だからこそ、心から応援したくなるのです。

今回、「メダルを逃した」のに、むしろ羽生選手の人気は上がっている
ように思います。

Twitterを見ていると「北京落ちしました」という方が結構おられます。

「人間ってやっぱり『本物』を見抜く目を持っているんだなぁ」と、
私は改めて「人間」のすばらしさを感じることができました。

人間は神の像に作られているので、「偽物」とかインチキという
いわゆる「悪」を嫌うようにできているんです。

また、人は神の特質の一つである「公正」を好むように造られて
いますので、だから私達は「不公正」なことを見ると憤りを覚えるのです。

そういうことを考えると、羽生選手を愛している人たちの多くは
至極真っ当な「人間らしい人間」なんだと、誇りに思っていいと
思います。

羽生選手が「報われなかった」と言って泣く姿は見たくなかった
ですけど、北京五輪の経験があったからこそ増々、羽生結弦という
スケーターのすばらしさが証明されたと思いますし、人として
とても魅力的であり、尊敬できる人であることを多くの人たちが
知ることになったと思います。

五輪での最高の報いが「金メダルしかない」と羽生選手が思って
いるとしたら、確かに「報いはなかった」かもしれませんが、
羽生結弦のすばらしさを知った人たちが増えたこと、そしてさらに
羽生選手を愛する人が増えたということは、何にも代えがたい
宝物であり、報いだと思います。

フィールドはどうであれ、多くのファンが羽生選手の美しくて
芸術的な滑りを見たいと思っているのですから、これからもぜひ、
世界中のファンのためにスケートを続けて欲しいと思います。

それではまた(^^♪

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2022-03-05 | Comment(1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 マリリンさん、オンリーファンの皆さん、今日は。

 今日も素敵な記事を有難うございます。五輪が終わってもう1カ月近く経つのですね。色々な人が認めておられるように、終わってみれば結局羽生選手のための五輪だったような印象が残りました。
 体操の内村さんとか、バドの桃田さんとか、キングカズさんとか、一流の選手達が皆さん口を揃えて羽生選手の挑戦を褒めていらっしゃいます。正に一流は一流を知るですね。松岡一茂コンビの番組でも羽生選手の挑戦について深い考察がされていました。

 今回マリリンさんが上げてくださったスルツカヤさんの意見も納得です。彼女の言う『回転を盗む』という表現にはドキッとしました。そういう言い方があったのかという感じです。ごまかすのではなく盗むですか。正に〇〇選手のなんちゃって4回転フリップは、べったりエッジで3、2回転ですものね。まあ、この選手には将来はないでしょうから置いといて、もう一人の伸び盛りの選手が心配です。なんちゃって4回転の選手が憧れだそうですから。

 でも、日本にはもう二人、正しい技術で成長をしている選手がいます。佐藤選手と三浦選手です。時間はかかってもいいので次の五輪に向けて正しい技術を身に付けていってほしいです。AIがどこまで本気で採用されるかは未定ですが、この採用によってプレロテにジャッジの眼が向かざるを得ないことは進歩だと思います。

 ところで聖子さん、札幌五輪もやはり羽生選手頼みなのですね。既に札幌の町中のポスターにも羽生選手が。他の選手も札幌についてコメントしているらしいですが、昨日の朝、フジの「めざ土」で流されたのは、いかにも羽生選手が札幌を応援しているような印象を与える編集でした。
 そりゃあそうでしょうね、彼ほどの世界的なアイコンを使わない手はない。でも羽生選手サイドが何処まで札幌五輪について賛同されているのかは分かりません。単に五輪は感動するというお気持ちを伝えたかったのかもしれません。私はあのウフフは、多分僕は現役ではないけれど何かお手伝いできるかもぐらいに捉えました。でも、ストイックな羽生選手ですから、マリリンさんがおっしゃるように、8年後でも今の力量を保持してておられるかもしれません。

 マリリンさんの「メダルは逃したのに人気は上がっている」という最後のお言葉、納得です。出場された価値が十分ありましたね。スケ連が隠し続けてきた羽生選手の世界的な人気が白日の下に晒されて、日本中いや世界中に伝えられたこと、本当に嬉しかったです。
Posted by フィギュアファン歴39年 at 2022.03.06 15:17
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