ゆづオンリーファンの皆様、こんばんは(*´ω`*)
ゆづが北京入りしたというニュースがありませんが、いつ北京入り
するのでしょう?
それともすでにステルス入国しているのでしょうか。
団体戦は2/4金曜日の午前中ですが、ゆづは出ないのかな?
団体戦初日、10:55〜15:55
男子SPは(10:55〜12:15)
NHK総合で10:15〜16:15 生中継されます。
毎日羽生選手関連の記事が上がりますが、今日は最新のアイス
ジュエルズから気になったところを少し取り上げたいと思います。
「3回目の五輪を迎えて、今までの五輪とは違うものがありますか?」
という問いに、羽生選手はこう答えています。
『2連覇が子供のころから常に強く思い描いていた夢であり目標
だったので、北京はあまり考えていなかった。
ある意味では気持ちが先走らずに、ピークのことなど余計な心配を
せずにしっかりと練習をしてこられたという良い面もあれば、
2連覇を強い覚悟でつかみ取ることが出来からこそ、この五輪で、
2連覇という実績を壊してしまわないかという怖さがあります。」
よく、今まで積んできた実績や栄光は何があっても変わらないと
言われますし、もちろんその通りなのですが、私はこの羽生選手が
思う「怖さ」というものがどういうものなのか、色々考えてみました。
例え、3連覇を果たせなかったとしても2,014年、2018年の五輪で
連覇した事実は変わらないのですが、自分の中ではそれはもう
「過去の栄光」になってしまっているのでしょう。
人がアスリートに抱く印象とか記憶って、直近の実績の方が
どうしても強く残ってしまうものです。
現五輪王者がもしも金メダルを逃したなら、王座を譲ることになり、
それは「負け」を意味することになります。
たった1度の「負け」が2連覇の栄光より深く心に残ってしまう
のかもしれません。
北京前に現役を退いていれば、もともと「出場しない五輪」
なのですから、自分以外の誰が王者になっても傷つかないですけど、
現役であればこそ、王者で無くなってしまうことは寂しいし、
やっぱり「怖い」んじゃないかと思います。
もちろんこれは私の単なる想像です。
本当の気持ちは羽生選手にしかわからないことです。
そして、4月以降12月の全日本までの8か月の間、7月ごろには
高くジャンプが跳べるようになった感じはしたようですが、
その後「大きな捻挫があった」ことを明かしていました。
そしてNHK杯前に再び捻挫をしてしまって、4Aもやり直しに
なったと、話していました。
あれほどの難しいジャンプを毎日のようにたくさん跳んでいる
のですから、大きなケガをしない方が不思議なくらいです。
最後に「北京五輪の目標」について聞かれると、
「3連覇したい。4Aも成功させたい」と話していました。
「出るからには勝つ」が羽生結弦ですので、私たちも「負けてもいい」
などとは口が裂けても言いません。
ゆづには「絶対に4A成功。五輪で金メダル」を心から期待したい
と思います。
それが私たちファンにできる「心からの応援」だと思うから。
それから、インタビュー「彼らの流儀」の中に鍵山選手のお父さん
である鍵山正和コーチのインタビューが掲載されていました。
鍵山コーチは教え子たちには「世界一美しいジャンプ」を跳んで
もらうように教えているそうです。
鍵山選手しか教えていないのかと思っていましたが、他にも
教えている選手がいるのですね。(^_^;)
質問の中に「初めて代表に選ばれた時の記者会見で、
緊張や不安を口にした優真選手に羽生選手が「そんなことは
言わなくていいんだよ。君が負けず嫌いなことは知っているし、
そこがいい所なんだよ」という主旨の言葉をかけていましたね」
というものがありました。
鍵山コーチはその質問にこのように答えていました。
『「レジェンド」ですよ。(笑)レジェンドからああいう言葉を
かけられるというのは、本当にありがたいばかりで、ちょっと
ウルっと来ましたよね。(笑)
凄い言葉を投げかけてくれるんだなって、本当に思いました。
感謝しかないです。
優真自身もかなり吹っ切れたと思います。優真ともその話を
しました。彼自身もあまり多くは語らないんですけど、大きな
後押しになったと思います。本当にありがたいです」』
コーチと言えども父親ですから、その時のうれしさはひとしお
だったのだと思います。
羽生選手は、世界中の人からその人間性が素晴らしいと認められ、
敬愛されていますけど、2020年の全日本後の世界選手権代表
記者会見でのあの言葉は本当に素晴らしかったですね。
「先輩を追い越したい」と言ったら、猛然と叩かれて辛い思いを
した羽生選手だからこそ、言えた言葉だったのではと思いました。
あの後から、鍵山選手も遠慮なく堂々と「羽生選手や宇野選手を
超えたい」というようになりましたね。
私たち羽生選手のファンからしてみたら、それは当然嬉しくない
ことですけど、羽生選手は後輩たちが自分を抜かそうと躍起に
なってくれば来るほど、ますます闘志がわいてくるのかもしれません。
それに、羽生選手はシニアに上がったばかりの選手がそう簡単に
追い抜けるようなレベルの選手ではありません。
別次元の世界にいる選手なのです。
今回の五輪でも、羽生選手は絶対に年下の選手には負けません。
あの新SPの素晴らしい演技を見た時、もうこの方の演技は
「格下の選手たちと五輪で金メダルを争うようなレベルの人間ではない」
と私は思いました。
羽生結弦選手はまさに「天上界の人」のようです。
そしてこのアイスジェルズにはいつも「フィギュアスケート観戦の
基礎知識&最新ルール」というページがありますが、今回も
ISUジャッジの吉岡さんが解説していました。
今回は特に「北京五輪での男子シングルの戦い」として、主要な
選手の構成を想定して、ノーミスだった場合、彼らがどれくらいの
点数を獲得できるか、試算を出していました。
今の採点傾向からしたら、どうしても4回転ジャンプの種類や
数次第で勝敗が決まりそうな感じですので、私たち的にはとても
不満だし、納得がいかないですが、ある程度の指標にはなると
思うので、簡単に載せておきたいと思います。
まずはネイサン・チェン選手の場合。
吉岡氏は、今シーズンのGPS2大会の内容から見えてくるネイサンの
最大限のプログラム内容を表にして表していました。
『SPでは4Lz、4F+3T、FSでは4回転を5種類6回飛ぶという想定です。
SPの基礎点が49.82。
FSの基礎点の合計が104.70.
これは2019年のGPFに世界記録を出した時の基礎点より、8.62点
上回ることになります。
この内容でネイサンがノーミスをした場合、GOEによる加点の
合計が50点程度になると考えられます。
その際のコンポーネンツの平均点を9.50点と、やや低めに見積もった
としても、SPの得点が112〜113点程度、FSの得点が235点前後になります。
FSはネイサンが持つ記録を10点程度上回る計算です。
4回転を5種類6回飛ぶことで得られる基礎点の上昇分が大きいからです。
GOEやコンポーネンツの出方によっては、合計でさらに5点程度、
上積みできる可能性もあるので、合計で350点を超えてくる可能性も
あります。
ただ、失敗するリスクも高くなります。
ネイサン選手のSPの4F+3Tの部分を4T+3Tにし、FSの4loを3loにする
というのが常識的な構成でしょう。
この場合の想定得点は、基礎点とGOEの合計で10点程度下がって
来るので、実際には世界記録の335.30と同じ程度が最大限の得点
ということになるでしょう』
これが吉岡氏が想定したネイサン・チェン選手の得点でした。
次に吉岡氏は宇野、鍵山、ビンセント、ボーヤン、ジェイソンの
プログラム構成から想定したノーミスだった場合の得点も表にしていました。
詳細は省きますが、合計点だけ記しておきます。
宇野選手 322点
鍵山選手 320点
ジョウ選手 312点
ボーヤン選手 299点
ジェイソン選手 284点
●羽生選手の闘い方
吉岡氏によると、4Aの完成度が上がり、クリーンに着氷できれば、
基礎点とGOEで全日本で出した322.36点より13点程度の上乗せが可能
なので、そうなるとネイサンが持っている世界記録に並ぶことができる
という計算でした。
さらにSPで4Sを4Loにしたり、FSのジャンプ構成の4Aの次に飛ぶ
ジャンプを4Loに、3番目のジャンプを3A+3Tに、4つ目を3lzへと
変更した場合、さらに5.50点、上積みすることができるという
試算も出していました。
でも、SPの4Sを4Loにするのはリスクが大きい気がします。
せっかくあれだけ美しい芸術的なプログラムなのですから、
世界一美しい4Sで勝負したほうがいいのでは?と思います。
聡明な羽生選手のことですから、恐らく、吉岡氏が計算した
ようなことはすでに計算済みなのではと思います。
その上で、「勝ちに行く」と表明したのですから、ジャンプの
完成度に加え、プログラム全体の完成度で勝つことができると
考えているのではないでしょうか。
他の時のインタビューで、羽生選手は「4Aを入れずに勝つためなら、
他にも方法はある」というようなことをおっしゃっていましたね。
羽生選手は常に私達が想像したこと以上のことを考え、行って
くれる人なので、吉岡氏の出した試算はあくまでも机上の計算です。
少しは参考にはなりますが、五輪は何が起こるかわかりません。
平昌五輪でもそうだったように、「誰よりも勝ちたいという
強い思いの人が勝つ」のだと思います。
正直言って、自分としては北京五輪こそジャッジが羽生選手に
下げ採点をするだろうと思っているので、本当に怖いです。
今までの4年間、ジャッジは羽生選手の3連覇を阻止するべく、
とりわけゆづに対しては不公正な採点をし続けてきたわけですから
簡単に3連覇などさせてくれるはずがありません。
羽生選手もきっとそれを嫌というほど感じているからこそ、
「ノーミスしても勝てない(勝たせてもらえない)試合が存在している」
とおっしゃったのではないでしょうか。
ライバルが多種類の4回転をたくさん跳べるから…ということではなく、
羽生選手にとって敵はまさに不公正なジャッジを行い続けている
ジャッジやレフェリーたちなのです。
それでも「勝つ」と言って闘いの場に出るのですから、本当に
羽生選手は根っからのアスリートであり、男の中の男だなぁと
あらためて尊敬の念が深まりました。
不安な思いを抱きながらももう五輪は始まります。
羽生選手が出るかどうかはわかりませんが、団体戦は4日です。
とにかく今は、羽生選手が怪我もせず、コロナに罹患することなく、
無事にリンクの上に立つことができるよう、祈るばかりです。
それではまた(^^♪
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今日は、夜勤のお仕事でしょうか?
今日も、深い内容、多彩な内容、深い分析のブログを 有難うございました。
一つだけ、コメントしてもよいですか?
「ノーミスしても 勝てない試合が存在している。」の ゆづ君のコメントを 取り上げて下さいましたが、私も、ゆづ君から、その言葉を聞いた瞬間は、ゆづ君、そんな事無い!ノーミスしたら、世界一の演技!なのに。
と、思い ゆづ君の言葉に、辛くなりました。が、すぐに、ゆづ君への下げ点 ジャッジの事だな。と、分かりました。
ゆづ君も、ジャッジの不当な下げ点には、苦しんでいるのですよね。本当に、ゆづ君が、可哀想で悔しいです。
それを踏まえ 4アクセルを成功させないと、勝てない。と。
酷すぎる話しです。
ゆづ君の、夢の4アクセル。は、置いておいても、本当だったら、ノーミスしたら、充分に勝てる実力の選手です。
正確、優雅、非の打ち所が無い演技の選手ですからね。
何の陰謀で ゆづ君が そんな思いをするのか…ファンは、分かります。
それでも、力強く前を向いて 勝ちに行くゆづ君です。
きっと、陰謀採点に負ける事無く、ゆづ君は、戦えます。
ゆづ君に、幸あれ!これが通らないなんて、有り得ません。
清く正しく美しく 闘志を燃やす選手に、みかたをしない神様がいる訳無いですから。
世界中の、あらゆる分野の人々が、羽生結弦選手を応援しています。
ゆづ君に、幸あれ♥