北京五輪の代表に選出されました。
昨日の現地の様子は後ほどレポするとして、まずは
羽生選手の優勝と、演技のすばらしさをお伝えしたいと思います。
ちなみに羽生選手が跳んだ4A、幅3.10m 高さが75cmだそうですよ!
それでも回転が足りないということでダウングレード扱い。
基礎点は3A分しかもらえず、マイナス加点により実質4点ほど
しかもらえませんでした。これも今後、採点の基準やルールを
考え直すべき問題ですね。
https://youtu.be/ijKSzB7xSVU
圧巻という演技でした。
正直、4Aは着氷が乱れたものの、成功・認定だと思ったので、
後でプロトコルを見てがっかりしました。
しかも3A扱いになっていたなんてね。
素人の考えですが、4回転は回っているのですから、
4Aの基礎点の8割くらいはもらえてもいいのではないでしょうか…。
メディアも羽生結弦選手の優勝と、4Aへの挑戦を称賛する声で
あふれていましたね。
羽生結弦の4回転半成功は「時間の問題」 フィギュア界の重鎮、
ファンが大偉業へ熱い後押し
東スポWEB
【歴史的瞬間を見ようと、この日はフィギュア界のレジェンドも集結。
全日本4連覇の元王者・小川勝氏、元国際審判員を務めた杉田秀男氏、
国際スケート連盟の名誉委員・平松純子氏らがかたずをのんで見守った。
小川氏は「今回はプログラムに入れ、挑戦することに意味があった。
それが第一歩」と話し、4回転半以外の演技についても
「ジャンプを跳ばなくても『スケートってこういうもの』ってことを
僕らが勉強させられた」と絶賛した。
また、杉田氏は「成功するのは時間の問題だと思います。
着氷は両足だけど、体は回り切っていたので。成功どうかではなく、
目の前で夢に挑戦する姿を見られて良かった」とうなずいた。
いまや羽生の挑戦はフィギュア界全体の夢になっている。』
「またもしても傑作!」 羽生結弦、320点超え圧巻Vに
欧州識者がリアルタイムで反応
THE ANSWER
欧州テレビ局「ユーロスポーツ」でアナリストを務める
イタリアのマッシミリアーノ・アンベーシ氏もリアルタイムで反応。
ツイッターに「栄光あるキャリアで、ユヅル・ハニュウは
全日本選手権で6度目の優勝」
「4回転アクセルを除いては、全てOK! またしても傑作!」
と大絶賛している。
For the sixth time in his glorious career, Yuzuru Hanyu has won the Japanese National Championships.
— Massimiliano Ambesi (@max_ambesi) December 26, 2021
He was also the best in free skate.
4A (two ft), 4S, 3A+2T, 3Lo, x4T+3T, x4T+eu+3S, 3A
4A apart, everything was ok
Another Masterpiece! pic.twitter.com/v4v2me0pA6
羽生結弦「死ぬんじゃないか」恐怖克服し挑んだ4回転半、
成功の夢は五輪へ
日刊スポーツ
「正直、考えていなかった五輪。3連覇も考えずに過ごしてきた。
子供のころの夢は2連覇だったから。ただ僕しかいない。
3連覇の権利を有しているのは。描いた夢ではないけど、
また夢の続きをしっかりと描いて。あのころ、前回、前々回
とは違った強さで臨みたい。
4回転半という武器を携えて優勝を狙います」
北京五輪代表の発表会見で羽生の言葉が強すぎた。
試合も強すぎた。超満員1万7809人が凝視する中で跳ぶ。
4回転半。フリー「天と地と」の冒頭、いった。
緩やかな助走、カウンター(後ろ向きから前に反転する動作)
から前に踏み切った。回った。立った。両足。どよめいた。
ただ回転不足だった。ダウングレード。3回転半と判定された。
減点された。「すごく消耗した」。
その全てが挑戦となって足跡が残った。
本気だった。昼の練習で叫んだ。
「マジで驚かせてやりてえんだよ!」。
その後に提出した予定構成表に「4A」と初明記した。
結果は失敗となったが、歴史的な1歩を踏み出した。
「誰も跳んだことない。誰もできる気がしないと言ってる。
過程は、ひたすら暗闇を歩いている感じ。
頭打って脳振とうで死ぬんじゃないか」。
生死を賭けて「世界が終わるんじゃないか」と思いながら
「氷に体を打ちつけて死にいくようなジャンプ」を練習した。
本格的な練習開始から3季目。
先月のNHK杯の前に「やっと立てた」。
光が差した2日後に右足首を捻挫した。
「ストレスで食道炎になって熱が出て1カ月間、何もできなかった」。
頭に2文字がよぎった。
「やめようかな」
ふさぎこんだ。「自分の限界を感じた」。
苦悩は12月21日まで続いた。
「焦っている。早く跳ばないと体が衰える。何で跳べないんだろ。
こんなにやっているのにできないなんて…。やる必要あるのかな」。
この全日本に出るかどうか。
決断する最後の仙台での練習日。90分間、跳び続けた。
「あと4分の1で360度回れる」
「(降りたと認定される)q判定(4分の1回転不足)ぐらいで4発、
降りられた」。やめたくない。「皆さんが懸けてくれてる夢だから」。
その思いは北京への道と交錯した。
孤高の歩みは自身も高めた。4回転半こそ跳べなかったが、
非公認ながらフリーも合計も、米国のチェンを抜く今季世界最高
スコアをマークした。代表最年長27歳にして軽々、五輪切符を得た。
「4回転半へのこだわりを捨てて勝ちにいくのであれば、
ほかの選択肢もある。ただ、北京を目指す覚悟を決めた背景に
4回転半がある。しっかりと成功させた上で1位を目指したい」。
3連覇と4回転半の夢は北京で。【木下淳】』
こんな危険なジャンプに挑んでいる羽生選手。
最初は考えていなかった五輪出場と3連覇という目標を
今はしっかり見据えて「行くからには勝ちに行く」という
決意を表明してくれました。さすが羽生結弦です。
私の頭にもなかった「北京五輪出場」と「3連覇」という夢。
それが現実になろうとしているのであれば、心から応援させて
頂くだけです。
しばらくは今回の全日本の余韻に浸りながら、ブログを書いて
行くとおもうのですが、当然採点についての「不満」も出てくる
と思うので、そういうことも書いていくつもりです。
今日はただただ、羽生選手の優勝と4A挑戦という勇気に
敬服し、称賛したい気持ちでいっぱいです。
現地に行った者の感想というかレポートになりますが、
昨日は寒い中、11時から14:30に行われる「男子の公式練習」を
見るために開場時間が13:30にも拘らず、10時には新都心駅に
行って、友人と待ち合わせし、11時には並びました。
その時ですらものすごい列だったのですが、私達の後ろにも凄い
列ができていて、その列がどれほど凄かったのかはテレビの
映像やネットニュースなどで知りました。
#羽生結弦 の「歴史的瞬間」「日本ラスト」を見届けたい…早朝から長蛇の列 https://t.co/YhZewslbEi
— 東スポ (@tospo_prores) December 26, 2021
報道陣の皆さまもご苦労様でした。_(_^_)_
実は昨日より現地にいまして。坂本清が腹がへったと言えばタマゴサンドを差し入れてやり、小海途さんが喉がかわいたと言えばドリンクを買いに走る。チケット代32000円払ってパシリやってます😭でもいいもの見れました。 pic.twitter.com/4DmN23JL8v
— 長久保 豊 (@YutakaNagakubo) December 26, 2021
手足もかじかむほどの寒さでしたが、ようやく入場したときは、
第3グループの練習が始まるところで、ほっと一安心。
佐藤駿君や田中刑事選手らが練習していました。
次のグループの練習時間になり、羽生選手が姿を現しました。
双眼鏡を使わなくても、ある程度肉眼で確認はできる席では
ありましたが、ゆづの表情やジャンプをしっかり見たかったので、
ずっと双眼鏡でゆづの姿を追いかけていました。
ゆづはANAのジャージを着たままで主に3Aの練習をしていました。
2本ぐらい、4Aかな?というジャンプがありましたが、パンク
したり、回転がほどけて両足着氷になったりで、4Aはほとんど
見ることはできませんでした。
いよいよ本番。
第三グループの最後の滑走者の演技が終わるころ、羽生選手の
姿を確認しました。何か一生懸命歌っている?
ひとりだけ違う集中の仕方をしていましたね。
6分間練習…。自分自身が興奮しすぎて、見ていたはずなのに
あまり覚えていません。(^^;
プーさんのあるところにオーサーコーチがいないんだな…
という寂しさを感じたことは憶えています。
最終滑走で登場したときはもうドキドキして、祈ることしか
できませんでした。
冒頭の4Aはちょっと乱れましたが転倒もせず、着氷したので、
「成功?」と思いました。
その後のジャンプを1つ1つ成功させるたびに手が痛くなるほど
拍手をし、最後のポーズの後は待ってましたと、バナーを持って
スタンディングオベーションをしました。
ジャッジの変な下げ採点がなければ、これは絶対に昨年の
得点を上回るなと思いました。
322点と聞いて、「よかった!」とは思いましたが、昨年は
SPが106点だったので、フリーでは昨年の方がよかったと
いうことですね。
今、テレビを見ていたら、宇野選手が「僕の3Aの高さは
52cmらしいですが、ゆづ君の3Aは73cmですよ。
同じジャンプで20cmも違うってやばくないですか?」と、
驚きをもって称賛していました。
宇野君は素直にゆづの凄さを認めていて嬉しいですね。(*^-^*)
宇野君も五輪二度目の代表に選ばれてよかったです。
さすが日本のナンバー2だけあって、まだまだ鍵山君には
譲らないぞ、という意思の強さを感じました。
それにしても、昨日の全日本フリーは歴史に残る試合だったと
思います。個人的にはヘルシンキのフリーに匹敵するぐらいの
興奮ぶりでした。
テレビ観戦組のゆづ友さんからlineに、テレビからの情報が
来たり、プロトコル表が来たりで、「はぁ?(# ゚Д゚)」みたいな
こともありましたが、大好きな羽生選手のファンで本当に
良かったと思える最高の瞬間を味わわせていただいたことに
心から感謝をしながら帰路につきました。
まだまだ書きたいことがたくさんありますけど思い出したり、
新しい情報があれば随時更新したいと思います。
とりあえず、羽生選手6度目の優勝おめでとうございます!
そして北京五輪、3連覇を目指して頑張ってください。
女子のことですが、樋口さんと河辺さんに決まってよかったです。
私の願い通りになりました。
特に4年越しの夢がかなった樋口さんには五輪で質の高い
3Aを成功させてほしいと思います。
また17歳の河辺さんも、これからの日本女子のエースになれる
逸材ですね。(*^-^*)
若いし美人だし、3Aが安定して跳べるし、期待値もあっての
代表入りだと思いました。ゆづと同じプーさんのティッシュ
ケースをもってキスクラに座ることでも知られていますね。
アイスダンスもひやひやしましたが、順当でしたね。
小松原組に決まりました。
連盟推しでもあり、聖子の顔色を伺って高橋大輔選手を
無理やり北京に送り込むつもりだろうと心配しましたが、
やっぱりさすがに無理がありましたね。
ただ、4大陸や世界選手権の代表に選ぶとは、随分な
高待遇だと思いました。
スケート選手としては年齢も決して若くない36歳になろう
という高橋選手ですから、4年後の五輪は無理かもしれません。
世界選手権に行けるだけでも十分でしょう。
日本代表として恥ずかしくない演技をお願いしたいものです。
今日はメダリストオンアイスがありますね。
ゆづは何を滑ってくれるのかな?
クリスタルメモリーだったらいいなと思いますが、ゆづはいつも
私の想像とは違うものを選ぶので、今回もなるほど!という
ものを選ぶことでしょう。新プロ?の可能性もあるのかな。
それではまた(^^♪
いつもblogを応援してくださり、ありがとうございます。<(_ _)>
そして、今日の記事にも共感していただけたら応援を
よろしくお願いいたします。
皆様のご支持を心から感謝しております。
人気ブログランキング
日本ブログ村では1位です。
いつも応援クリックしていただき感謝してます。
にほんブログ村
タグキーワード
やはり羽生選手は斜め上を行く方でした。自分は弱気になって、無理をせず今までの構成で最高点を取り、ぶっちぎりで優勝してほしいなんて思っていました。ファンとしてとても恥ずかしいです。彼には自信があったのですね。最初の4Aであれだけエネルギーを使っても、後の演技は絶対に崩さないという自信。昨年以上の出来でした。下出綾子も、昨年よりはましの採点をしていましたが、まだまだジャンプの加点は低めです。彼女はどんなジャンプを求めているのか直接聞いてみたいです。
羽生選手はもう怪物過ぎます。2年連続で2位以下に大差を付けての全日本優勝。しかも4つの演技共パーフェクト。もう誰も近づけませんね。いや、元々近づけていなかったのに、マスコミと事務所の印象操作でおかしなことになっていました。
佐藤駿君については、素晴らしい4ルッツを決めたので巻き返しをと期待したところ、辛い負傷をしてしまいました。本当に気の毒でした。でも4年後は、彼と三浦君が急成長すると大きな希望を持つことが出来ました。彼らは8年後もありますね。頑張ってほしいです。
女子は河辺さんでしたね。神戸組二人になることを避けたのかなとも思いましたが(つまりハマコーへの忖度)、やはり二つの3Aを決めた河辺さんの実績が買われたのでしょう。
いずれにしても、今回の全日本選手権と五輪代表選手の選出については、自分の希望通りになって本当に驚いています。38年間フィギュアを応援してきて初めてのことです。嬉しすぎて、逆に身の周りに気をつけて生活しなくてはと思えるほどです。
アイスダンスの選出で連盟を少〜〜〜しだけ見直しました。多分、ソチのことが蒸し返されるのを恐れたのでしょう。ある意味、高橋さんには因果応報でしたね。ソチのつけが回ってきたという。他の代表選手が全日本選手権優勝者と台乗りで占められているのに、例外は作りにくかったともとれます。
でも、彼らを世界選手権に送り出すなら、三原麻依さんも送ってあげてほしかったです。
24日現地観戦の感動にひたっている間にMoIまで終了しましたね。
毎回ゆづの演技には感動しますが、今回は過去最高の感動に包まれて浸っちゃってなかなか元の日常に戻れません。
しかし新SPは衣装も音楽も完璧なほどゆづの優雅さや気品の高さが溢れたすばらしいものですよねー。肌の色白さが際立ち、他の選手に比べて全身から光を放ってるようにゆづだけ輝いてました。本当に妖精なんじゃないかと思えるほど。
会場では会いたかったゆづ友さん達にもお会いできて本当に楽しかったです。今年は運良く現地観戦を数回経験出来て幸せな年でした。
来年もこうだといいのになー。