満身創痍で滑った羽生結弦の「ノートルダム・ド・パリ」 - 羽生結弦 成功への軌跡

満身創痍で滑った羽生結弦の「ノートルダム・ド・パリ」


ゆづオンリーファンの皆様、こんばんは(*´ω`*)

今日、更新されたスポルティバに2013年の世界選手権での
羽生選手に関する記事が出ていました。

羽生結弦の2013年世界選手権。
なぜ満身創痍でも攻めることができたのか

スポルティバ

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つい最近の雑誌でも2012-13シーズンの羽生選手に関する
記事を見たな…と思い出し、探したところ、最新号の
「Ice Jewels」でした。

それで今日はこの2013年の世界選手権のことと、羽生選手が
演じた「ノートルダム・ド・パリ」について書かれていた
「Ice Jewels」の記事をご紹介したいと思います。

『羽生結弦の「ノートルダム・ド・パリ」絶対王者への出発点。』
という記事を書かれた方は白井春人さんです。
この方の専門は「フランス演劇、舞台芸術論」だそうです。

最初にミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」のあらすじを
簡単に記してくださっていました。

物語は15世紀のパリ。ノートルダム寺院が舞台です。

パリに流れ着いたジプシー娘「魔性の女」エスメラルダに
翻弄される3人の男たち。

近衛隊隊長のフェビュス、司教のフロロ、鐘つき男のカジモド。

フェビュスは婚約者がいるにもかかわらず、エスメラルダに
惹かれてしまいます。

司教のフロロは聖職者として許されない感情をエスメラルダに
抱き、カジモドは醜悪な容姿を呪いながらも一途な恋心を
エスメラルダに抱きます。

その3人の中でエスメラルダが選んだのは婚約者がいる
フェビュスでした。

二人が密会している時にフェビュスは何者かに刺されてしまい、
エスメラルダにその罪が着せられ、彼女は投獄されてしまいます。

容姿の醜い鐘つき男のカジモドは彼女を救い出し、ノートルダム
寺院にかくまいます。

しかし、パリの街では暴動がおこり、そのさなかにエスメラルダは
再びとらえられ、死刑が執行されてしまうのです。

全てが嫉妬に狂った司教のフロロの仕業だと知ったカジモドは、
フロロを聖堂の塔から突き落とします。

動かなくなったエスメラルダを抱きしめ、カジモドは歌います。

「踊ってよ、僕のエスメラルダ、歌ってよ僕のエスメラルダ。
一緒に逝かせてよ 君のために死ぬことは死ではないんだ」と。

https://youtu.be/cf8LxTVKbtQ


とても感動的なシーンですよね。

この記事の中では、曲のどの部分を羽生選手がどのように
演じているのかを、白井さんが丁寧に解説してくださっていました。

例えば「大聖堂の時代」の曲がなると同時に滑り出す。
とか、「3曲目『お前は私を破滅させる』は司教フロロが
エスメラルダに心を奪われ、抗しきれない自分がやがて破滅する
内容。プログラム後半部まさに勝負の5連続ジャンプのパート

(中略)…イーグルからの3Lzもきれいに決めジャンプは終了。

4曲目「踊ってよエスメラルダ」はミュージカル最後の曲でもある。

教会の鐘つき男カジモドが恋するエスメラルダの亡骸を
抱きかかえ歌う甘いメロディ。イナバウアーが印象的な
情感あふれたコレオシークエンス、足替えコンビネーションスピン、
フライング足替えシットスピンと流れるような優しい
プログラムのエンディングであった


という感じです。(*´ω`*)

当時18歳の羽生選手がこの複雑な恋物語をどのように演じたのか、
ミュージカルと一緒に見てみるのも楽しいかもしれません。

白井さんは最後にこう質問を投げかけています。
果たしてこのプログラムで彼は誰を演じていたのだろうか?」と。

そう言いつつも、このような興味深い考察もしていました。

デイビット・ウイルソンはこの原作や登場人物たちに
内在する人間の強さと弱さ、情念と理性の葛藤、破滅と救済を、
羽生結弦という1選手の演技によって外在化させようとした
とは考えられないだろうか。
」と。

そして最後にこのように結んでいらっしゃいました。

そして技術面でも表現面でも難しいプログラムを満身創痍の
なか、滑り切った彼は、この作品によって、「絶対王者」への
出発点に立ったといえるだろう。


https://youtu.be/bn7yFU9aZ1g


なんか、芸術論を専門とする大学の准教授の方がおっしゃると、
この作品の素晴らしさだけでなく、羽生選手が当時18歳という
若さでこの美しいミュージカルの世界を、凄い技術とたぐいまれな
表現力で演じていたことに改めて感動しました。

できればもう1度、この美しい物語を当時よりもはるかに
大人になった今の羽生選手に演じていただきたいな…と思いました。

エキシビションでもいいから、見てみたいですね。(*^-^*)

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最新の「Ice Jewels」には、ミーシンコーチやラファエルの
インタビュー記事などもあり、中々興味深い内容でした。

また順次、ご紹介していけたらと思っています。

haniu847.png
Ice Jewels(アイスジュエルズ)Vol.14~羽生結弦スペシャルインタビュー~


それではまた(^^)/

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2021-06-28 | Comment(3) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 マリリンさん、オンリーファンの皆さん、今晩は、遅くからすみません。
 マリリンさん、懐かしい動画を上げてくださりとても嬉しいです。マリリンさんも書いておられたように、私もこのダムパリを今の羽生選手で見てみたい一人です。羽生選手はエキシで過去の演技を少しずつ見せてくれているので、いつかこれもやってくれるのではと密かに期待しています。
 ウイルソンの振り付けは難解な部分もあるけど、独特の美しさがありますよね。彼の振り付けはあまり好きではないというファンの声を聞いたことがありますが、ドラマチック過ぎるからですかね。シェイリーンも素敵ですが、再度ウイルソンも見てみたいです。

 フィニッシュで雄叫びをあげて崩れ落ちてゆく羽生選手を見て、その精神力に驚いたことを思い出します。そして、大きく両手を広げて迎えてくれるオーサーコーチの胸に飛び込んでいく羽生選手がすごく可愛らしかったです。ウイルソンとのキスクラでは、膝がとても痛そうでしたよね。早く治療してあげてと当時思ったものです。
 よく4位まで追い上げましたよね。翌朝の新聞記事も素敵でした。3枠死守と、羽生選手の頑張りを褒めたたえていて、完全にエースとして認められたんだなあと嬉しく思ったことを覚えています。

 一つ前の記事の感想で恐縮です。
 佐藤駿君、可愛いですね。五輪二連覇の大選手を心から尊敬し慕っている心根が伝わってきます。同じショーに出演して、沢山のことを学んだことでしょう。
 駿君も北京五輪出場のチャンスがあると思います。今年のGSで底力をアップし、まず台乗りでアピールしてほしいです。昨年はせっかくシニアデビューしたのに試合数が少なく残念でした。彼は海外ではPCSを正当に評価してもらえます。でもなぜか全日本では落とされる。2019年のジュニアグランプリファイナルで優勝した時には、フリーで80点出ていました。試合では遠慮気味に見える時もあるので、はったりでもいいから自信満々という顔で演じてほしいなと思います。一皮むけた駿君が見られるのじゃないかとすごく楽しみです。
Posted by フィギュアファン歴38年 at 2021.06.29 00:45
マリリンさん、皆さん、おはようございます。

2013年 福岡のGPファイナルで、ゆづ君に 魅了されてから後、このダムパリは、何回!動画で見た事か!
劇的な印象は有りましたが、この様な内容の お話しだったのを、初めて知りました。
衝撃的でした。

エスメラルダを 3人の男性が取り巻くお話し。しかも、エスメラルダは、殺されてしまうのですね。
「人間の、強さ弱さ。情熱と理性の葛藤。破滅と救済。」
物凄い 壮大なテーマ!ですね。
ただただ、ゆづ君自身の魅力に取りつかれ 演技を見ていた、だけでしたが、この様な 壮大なテーマの演目!
まだ、20歳にも満たない ゆづ君が、どのように この曲を受け止め演じていたのか を、想像すると、今更ながら 感心するし、ビックリするし。

聡明で賢いゆづ君ですから、お話しの内容を しっかり把握し、分析し、演じていたに違いないですね。
マリリンさんの、仰る通り、凄い技術と たぐいまれな表現力で!ですね。ブルブル…鳥肌が立ちそうです。

こうして、内容を知って 再び見ると 違う作品に見える様な気がします。
そして、この頃から ゆづ君の 表現力は、凄かった! 訳ですよね。
大人になった ゆづ君が、再び演じたら どの様な、ダムパリになりますか!

一回、何処かの大会の エキシビションで、演じた事があった様な…記憶が 有りますが…ですが…。
私も、再び 大人男性ゆづ君の 演じる ダムパリを 見てみたいです。

マリリンさん、ご紹介を有り難うございました。
Posted by はや at 2021.06.29 08:59
マリリンさん、ゆづオンリーファンの皆さん、こんにちは!
マリリンさん、今日もすごい良い記事をご紹介くださり、とても感激しました。
いつもありがとうございます。

ファン歴は2013年GPFからなので、2013年のワールドは実際には観ていませんでしたが、後で動画で知りました。
あまりにも満身創痍の中での迫真の演技に引き込まれてしまいました。演技後の崩れ落ちるシーンは何度見ても切なくなります。インフル、膝の怪我、足首捻挫という最悪の状態で最後まで全日本王者としての気概と責任を持って演じきり、OP3枠を勝ち取った羽生選手に何度もあっぱれと叫びたいです。
「ノートルダム・ド・パリ」の大体のあらすじは知っていましたし、中学生の頃、TVで映画版を観た記憶はありますが、とても曖昧でした。マリリンさんが詳しく丁寧にあらすじを教えてくださり、本当に有難いです。
そして白井氏の解説はすばらしいですね〜 こんな複雑に絡み合う男女の恋愛がテーマのプログラムを振り付けしたウイルソン、それを演じきった羽生選手にあらためて拍手を送りたい気持ちです。
マリリンさんも皆さんも感じておられるように新ロミジュリにしろ、ウイルソンの振り付けは難解だな〜という印象があります。(でもエキシのノッテステラータやクリメモのような柔らかい振り付けは抜群ですね!)
白井氏の振り付けへの考察と羽生選手への評価は見事ですね!
これはその当時の記事だとすれば、白井氏のおっしゃるとおり、まさにこのプロから絶対王者へと駆け上がってきたんだな〜と感慨深く拝見しました。
マリリンさんのおっしゃるとおり、今のゆづでこのプロを見たいですね〜
いつも新たな試みで私達ファンに感動を与え続けてくれる羽生選手、これからも健康で幸せでいてくれることを心から願っています。
Posted by yukiko at 2021.06.29 13:37
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