今日は先日ご紹介したFSマガジンの記事、
「羽生結弦 国別対抗戦現地リポート
これで、いいんだ。」
吉田学史(共同通信)さんの記事の中から思ったことを
書かせていただきたいと思います。
※画像は雑誌掲載のものではありません。
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「誰かしらの希望」のために熟考の末に国別出場を決断
『世界選手権では体調面のアクシデントもあって不本意な3位。
そんな軌跡を経て、今期最終戦の国別対抗戦に臨んだ。
新型コロナの「蔓延防止重点措置」がとられている厳戒態勢の
中での開催については「大阪という地が今、大変なことに
なっているのは僕も重々わかっているし、そして世界中、
そして日本も自分のふるさとである宮城、仙台も大変なことに
なっていることもわかりながら、複雑な思いで居ながら今
ここにいる」と心境を語った。
「今、僕ができることは、ここに立って、ここに演技を
残していって、誰かの何かしらの希望だったり、心が動く
瞬間だったり、本当に1秒でもいいので、1秒にもみたない
瞬間でもいいので、誰かの中に残ったりするような演技を
すべきだと思ってここにいる」
選手として何ができるか、自ら考えた末の決断について
話す姿に、強い覚悟がにじんだ。
世界選手権から帰国後の隔離期間中は、ホテルとリンクを
ただ往復するだけの毎日。
「十分な練習をできたかと言われれば、そうではない
というのが本音」と、決して練習を積み切れていない
ことも明かした。
SPの演技本番は、冒頭でジャンプ前後にイーグルを入れた
4回転サルコーは、ジャッジ7人中4人が最高評価「5」を
付ける柔らかな跳躍だった。
続く4回転−3回転の連続トーループも、着氷のブレが一切なく、
この2つの要素でともに4点以上のGOEを稼ぎ出した。
アクセルで着氷がつまり、バランスを崩しかけて世界最高得点の
可能性はなくなったが、アクセルをこらえた場面は驚異的な
身体能力の証明でもあった。』
この赤字で強調した部分なのですが、あの美しくて完璧な
4回転サルコウにGOE5を付けたのが7人中たった4人しか
いなかったという事が問題なんですよ。
国別対抗戦 男子リザルト
男子SPプロトコル
羽生選手のプロトコル

GOE4しか与えなかったジャッジはJ2,J4,J7です。
これは誰かというと…

Mr. Philippe MERIGUET フランス
Mr. Walter TOIGO イタリア
Ms. Olga KOZHEMYAKINA ロシア でした。
いったいどういう基準でGOEを付けているのでしょう?
今季のSPではジャッジの不正採点のおかげで、完璧だった
世界選手権でさえ110点を付けてもらうことができず、
3Aでバランスを崩した国別の方がむしろ点が良かったという
おかしな現象が起きました。
だから、まだまともな採点をした方だと私は思っては
いましたが、それでも、GOEのつけ方を見る限り、
やはり正当な評価をしていないジャッジが半数もいた
というのが本当に情けないし、怒りを覚えました。
FSマガジンでは採点疑惑について書いてくれたのは
毛受さんだけだったかもしれませんが、こういう記述を
見ると、ファンとしては言わずにはおられません。
話をFSマガジンの記事に戻します。
『一夜明けたフリーは、世界選手権で崩れた雪辱を誓う
演技だった。
最後のトリプルアクセルは「絶対に綺麗に決めてやる。
4回転半へ進む道をここで示すんだ」と並々ならぬ決意で
ふわりと舞い、着氷からツイズルにつなげる文句なしの
出来だった」
「今できる自分のベストのトリプルアクセル」と言いきれる
ジャンプだった。』
『フリーの最後のアクセルは、久しぶりにスパンとした
アクセルが跳べた。SPで4回転サルコウもよかったし、
久しぶりに自分のジャンプを跳べた」と納得の表情でうなづいた。
ここでもまた、プロトコルを見てみたいと思います。

あの壮大なトリプルアクセルにGOE5を付けているジャッジが
誰一人いないことに驚きました!
良くて「4」、ひどい人は「3」しかつけていないんです。
3しか付けなかったジャッジはJ2とJ5です。

Mr. Philippe MERIGUET フランス
Ms. Lorrie PARKER アメリカ
SPでは例のイタリアの悪質ジャッジがやらかしましたが、
フリーではアメリカの悪質ジャッジが頑張りました。
今回、SPでもFSでも悪質な下げ採点を行ったのがフランス
ジャッジということで、この人も要注意人物です。
羽生選手ご自身がいくら、もう人からの評価は期待しないと
いう気持ちになったとはいえ、こうも不当な評価をされると、
内心では面白くないに違いありません。
私たちも、ゆづがもう五輪でも金は狙わないからと言って、
悪質極まりない、不当な下げジャッジを黙って許せるのか?
と言ったら、決して許すことはできません。
私のブログは決して、採点疑惑のことだけを取り上げる
ためのブログではないし、わざわざ不満や怒りのもとになる
悪質記事を見て文句を言うためのブログでもありません。
できることなら、いつも羽生選手の素晴らしさだけを
書いていたいと思います。
ですが、羽生選手を応援していると嫌でもこういう
ひどい採点は目にするし、ゆづご自身が語る自分の技の
評価と実際のジャッジの評価があまりにも違いすぎている
と思えば、やっぱり疑問に思うし怒りが湧いて来るのです。
私は全面的に羽生選手を信じていますから、ジャッジが
行う評価が不当だと糾弾するのです。
今回のFSマガジンは、採点疑惑について書いているわけ
ではありませんが、羽生選手の言葉を忠実に伝えて
くれていますし、現地で取材した方がたの生の声を載せて
くれていることで、羽生選手の真の価値や評価は
ジャッジが行うものが決して正当ではないことを暗に教えてくれる
ものとなっています。
また、「練習着の写真集」が出る前ですが、一足先に、
FSマガジン内の数ページにわたって、毛受さんによる、
「練習着 写真集」が織り込まれていました。
これはとてもうれしい構成でした。(*´▽`*)
FSマガジンはいつも買って損したと思う事はありません。
また次号が出るのを心待ちにしたいと思います。

フィギュアスケートマガジン2020-2021 Vol.4
シーズンクライマックス
PS:今日から新しく採用された職場の初仕事です。
やはり障害者の方のG.Hでの夜間支援員のお仕事ですが、
出勤時間が前の所よりも1時間半くらい早いので、
午後にはせわしくなってしまいます。
夜の時間に自由になる時間が多ければ、今度からPCを
持参していってもいいかなと思っています。
それではまた明日(*´ω`*)
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マリリンさん、ずっとお忙しいのですね。お休みされることもなく、こうして精力的に記事を上げてくださり本当に有難いです。
私は38年フィギュアを見続けてきましたが、採点に疑問を抱き始めたのが、1988年のカルガリー五輪の頃です。技術点はまだしも、芸術点については日本人はどうすることもできませんでした。大好きな伊藤みどりさんがいつも下げられてしまう悲しさを味わっていました。技術点だけならみどりさんが金メダルだったと。
2002年のソルトレークまでは、技術点と芸術点の6点満点方式がずっと続き、やはりスタイルのいい外国人選手には日本人は誰も勝てないのだろうと諦めていました。
そのソルトレークで不祥事が。カナダのパーフェクトなペア演技に感動した後、ロシアのペアはミスがあったのに一位に。私も凄く憤ったものです。でも結果が覆るなんて夢にも思っていませんでした。そういう諦めが当たり前の世界でした。
フランスジャッジの告白がなければ、今の採点方式に変えられることはなく、あのまま旧方式が続いていたのかと思うとぞっとします。GOEを採用した今の方式になってずいぶんクリアになり、平昌後、そのGOEが11段階になったことで、これで羽生選手の正しい技術がもっと正しく評価してもらえると喜んだのも束の間、これですものね。
羽生選手には5をつけてはいけないのでしょうか。荒川さんが言っていた金メダリストはより厳しく採点されるみたいな表現。この人は本当に副会長でしょうか。それならそれで、立場的にはISUに抗議していかなくてはならないはずなのに。
羽生選手の完璧なジャンプに3や4を(時には全日本の下出綾子みたいに2を)を付けたジャッジが、じゃあ他の選手の羽生選手以下のレベルのジャンプには一体何点をつけているのだろうと、いつも精査して見ています。
あの低空のプレロテ選手も、飛んで降りるだけのドスン着氷の選手も、羽生選手と同じかそれ以上のGOEが付いているのを時折目にして本当に腹立たしさを覚えます。
今回の国別ではローリーパーカーは大人しめにしていますが、北京では、平昌と同じことをやらかすつもりでしょう。アメリカはこの人か、もう一人の陰気な顔をした高齢男性しかジャッジはいないのでしょうか。
日本には、五輪経験のある歯科医者、小川勝さんという立派なジャッジがいらっしゃいます。せめて国際試合には、実際にジャンプ経験のあるまともな方々を派遣していただきたいものです。
選手経験のないジャッジが多すぎて実際に正しくジャッジできているのかという声が上がり始めていますね。歌子配下のジャッジは正にそういう太ったおばさん達ばかりですから、この際一気に駆逐されることを望みます。
山本さかえ、東悦子、前田真美、下出綾子、本当に有名になってしまいましたね。
マリリンさんいつも私のモヤモヤをすっきりさせてくださってありがとうございます。
フィギュア界はもうスポーツとして成立していないように思います、これからどうなのでしょうか、ゆづ君のいなくなったフィギュアには関心がありませんが。今はゆづ君の夢が叶うことを全力応援です。ISU日米スケ連それに飼われているジャッジ今は羽生憎し羽生潰しで手を組んでいますが彼がいなくなったら今みたいに手を組めるのでしょうか。ジャッジは悪びれることなく不正採点しています。どこからかよっぽどおいしい思いをさせてもらっているのでしょうね、世間からどんなにみられているか気にもしていないようですね。
フィギュア歴さんが書かれているように伊藤みどりさんは採点に関して評価に関して恵まれなかったとゆう印象を持っています。伊藤みどりさんがなぜスケ連の要職についていないのか、ご本人がそうゆうのを望まれていないのかわかりませんが、運でメダルを取った人より実力でメダルを取り、組織やジャッジから下げられるとゆう煮え湯を飲まされた人がいた方がいいように思うのですが。
ドイツで羽生選手のツィッターの再生回数が大変な事のなっています、とても誇らしく嬉しく思っています。今開催され荒川さん宇野さん鍵山さんが出ているアイスショーでハーネスつけて4Aを練習している選手がいるそうですが、評判が悪かったのか単なる余興でしたと辞めましたけど体を傷だらけにして挑んでいる羽生選手を貶めています、
私はジャッジには何も期待していませんが名前と顔はしっかり覚えています。
マリリンさん、新しい職場の初仕事お疲れ様です。
マガジンは買ってないので書いて頂き有難いです。
スウェーデンの世界選手権のショートで完璧なジャンプ、音楽との調和、音ハメ、
ドイツの解説者も絶賛していますが、誰もが112点は出ると思ってたのに点数が伸びませんでした。一瞬ゆづの顔が曇りましたよね。ここでゆづは完全に競技に対して見切りをつけたと個人的に思ってます。
そして国別........
マリリンさんも書かれてますが世界選手権より3Aの出来はよくなかったのに点数が高い!笑ってしまいます。
フリーでは完璧な3Aに対して5が1人もいない!
もう〜ジャッジングシステムの崩壊です。
すけ連もよくまぁ〜問題ジャッジばかり揃えたものです(呆)
今後ゆづは我が道をいって欲しいと願ってます。SOIはゆづの魅力が詰まったアイスショーになりました。
国別、横浜アリーナと足を運びましたが満足するもので楽しめました。
CSに入り、いまも余韻に浸っています。