ようやくマガジンの感想を書くことができそうです。
表紙をめくると両面に美しくてかっこいい羽生選手の
ピンナップが2枚、ついていました。
「レットミー様」と練習着のゆづ。
さらには「天と地と」のゆづと、エキシビションの
「花は咲く」のゆづ。
どれも素敵です。(*´▽`*)
そして山口さんによる心温まる記事へと続きます。
『スタートアゲイン。
羽生結弦よ未来へ跳べ!
中々破れない4回転アクセルの壁と、勝負や得点よりも
「五輪の枠取り」というこれまでの世界選手権とは異なる目標。
様々な悩み、思い、疲れがミックスされて、SPは首位で折り返し
ながらもフリーで思わぬ事態を味わった。
それでも彼は決して下を向くことなく、4回転アクセルを
誰よりも早く跳ぶとストックホルムの地で自身に誓った。
必ずできる。羽生結弦ならできる。
全ての経験を未来へのプラスに変えていく。
彼がそうして生きてきたことは私たちが誰よりもよく知っている。』
ここを読んだだけでも胸が熱くなりました。
6ページの「羽生結弦よ自由であれ」も山口さんが書いて
くださっていました。
フリーの演技で感じた「異変」。
順位を落としたけれど、『それでも会見の席では気丈に
質問に答え、ともに表彰台に上がった2人のスケーターを称えた。
トップアスリートとしての誇りを感じさせる振る舞いは、
いつもの羽生と変わらなかった」
一方で、明らかに以前と違う事もあった。
かつて連発していた「悔しい」という言葉をほぼ口にしなかった
ことだ。』
やはり、ずっと羽生選手を見守ってきた山口さんも
それに気づいていたのですね。
わかりますよね…羽生選手の負けず嫌いという性格を
知っている人であれば、あれ?今回は勝ちたいという
気持ちがそこまで強くなかったのかな?と。
『王座返り咲きについて、或いはネイサンの名前を出されても、
その言葉に乗ることはなかった。
(中略)
現地入りした時点で、彼自身が世界選手権に出場する意味を
見いだせていなかったとも解釈できる。
(中略)
スケートをする意味をはっきり言葉にしたのはむしろ、競技を
終えてからだった。
(中略)
これでもかと襲ってくる試練を、彼はスケートをすることで
乗り越え、人生の成功につなげてきた。
そのことで多くの人に希望をもたらしてきた。
羽生結弦よ、自由であれ。
自由とは何にも代えがたい素晴らしいものであり、とても孤独だ。
1人の男性として享受すべきあらゆるものと引き換えに、彼は
人生のすべてをスケートに捧げてきた。
羽生結弦には、自分のためにスケートをする権利がある。
『羽生結弦のスケート」を突き詰めていく権利がある。
今はただその姿を見守っていきたい。』
何と温かい言葉でしょう。(*ノωノ)
こんな温かい言葉は、山口さん以外に書くことはできないと
思いました。
そうです。山口さんがおっしゃっているように、
羽生選手には自分のスケートを突き詰めていく権利が
あります。自由があります。
自由には確かに孤独が伴います。
人には自分の行動の根幹となっている信念を理解して
もらえないこともあるからです。
ましてや、羽生選手が目指しているものは、未だ誰も
成し遂げたことがない大技の成功です。
楽な道を選ぶのではなく、それとは真逆の道を突き進んで
いくのですから、多くの人からは理解してもらえない夢
であり、野望なのです。
他の人には無理でも、羽生結弦ならきっと成功することが
できるでしょう。
世界中の多くの人が、そう思っていると思います。
もちろんファンである私たちもそう思っていますし、
信じています。
そうはさせじと妨害する邪悪なジャッジたちに、
貶められることは今後もあるかもしれませんが、
羽生選手の努力に報いてくださるのは、そのような
人たちを罰することができる方である「神」だと、
私は思っています。
考えたら、五輪の金メダルを獲得したアスリートは
たくさん、いるけれど、4回転アクセルを成功させた人は
一人もいないのですから、羽生選手が目指している
ものはすでに、誰でも目標にできるようなものではない
という事です。
世界選手権の金メダルも五輪の金メダルも「ネイサンに
くれてやれ!」という感じでしょう。(*^-^*)
もう、ご自分はそのようなところで闘ってはいないのだと、
そういうものから卒業した気持ちでいるのかもしれません。
ついつい、私の感想の方が長くなってしまいました。(^_^;)
記事はさらに「羽生結弦世界選手権ダイジェスト」へと
続きます。
記事中に「SPの得点は106.98.演技を終えた羽生は
納得の表情をしていた」とあるのですが、得点には絶対に
納得していなかったと思うので、これはちょっと言葉が
足りていない気がしますね。
得点は思っていたものとは違っていたかもしれないけど、
自分の演技には納得していた…という事を書いていただき
たかったように思いました。
3月26日の公式練習の写真。
(雑誌掲載のものではありません)

見慣れた光景のはずのコーチたちと話す風景ですが、
今季はこれが初めての帯同となりました。
フリー、エキシビションと写真と短い記事が続きます。
そして井上将志さんによる「未来は見えている」という、
世界選手権リポート記事になります。
屈託ない笑顔とぎこちなさ。二重マスクに見えた本音。
清涼剤はコーチとのふれあい。
コロナ禍の中、開催された世界選手権に来た理由は、
枠取りのためであり、健康で帰国したいという思いが
二重マスクから伝わったという事でした。
そして、バブル方式だったとはいえ、コロナ陽性者が
出たことで、練習の時でもマスクを着けていたこと。
緊張した環境にあって、久しぶりに会ったコーチたちとの
ふれあいは、一瞬でもほっとできる時間だったのかも
しれません。
我が子(プログラム)に込めたファンへのメッセージ。
自分で強く感じるレベルアップ。「平昌の時よりうまくなった」
「この世の中にあってメッセージのあるものにしたい」
と言って選んだプログラム達をいとおしむ、羽生選手を
感じる言葉でした。
3度目の頂点には届かなかったけど、五輪金よりも4回転
アクセルの成功を目指している羽生選手。
自分でも「確実にうまくなっている」と話してくれました。
すでに明るい未来を見つめていることがうれしいですね。
22ページから61ページまでが何と、「羽生結弦世界選手権
ハイライト」でした。
文は山口さん。(*´ω`*)
いいお写真は毛受さん。
ここの記事はお写真もすごく素敵なものがたくさんあって、
そのお写真と一緒に山口さんによる短いコメントが添えられて
いるという構成でした。
62ページから71ページまでが、世界選手権の羽生選手
インタビューを完全に収録した記事になっていました。
このインタビューを完全に聞いた(読んだ)からこそ、
山口さんは冒頭の記事でおっしゃったように、
「羽生結弦よ、自由であれ」とか、「自分のスケートを
突き詰めていく権利がある」と思ったのでしょうね。
72ページから「共同通信」の吉田さんと、「報知新聞」の
高木さん、「スポーツニッポン」の小海途さんの3人による
座談会の様子でした。
「スケートがうまくなっている」実感。
羽生結弦は必ず4Aの夢を実現する。
私も感じましたが、吉田さんもフリーを見てあの2019年の
全日本がフラッシュバックしたとおっしゃっていました。
ちょっとフリーでの崩れ方がゆづらしくなくて、嫌な予感が
しましたものね。
「個人的には滾る羽生選手をすごく魅力的に感じていたので、
淡々と滑る姿は…個人的には寂しい」とおっ射程ました。
これも私も感じていることでした。
そして高木さんは「4回転半の練習がトリプルアクセルに
影響しているのでは」と思ったとおっしゃっていました。
それ、私も思いました。(^_^;)
記者さん達が感じていることは、ファンと同じことなんですね。
小海途さんは、「今回の世界選手権を見て、まだまだやれる
というよりもっと上に行けるんじゃないかと思った」
と言います。
そして「やっぱり強くなっている。北京でも勝っちゃうんじゃ
ないか。本当にそう思った。それくらい充実していた」と
いう感想でした。
高木さんも「数字と順位もあるけど、羽生選手の強さを
感じる世界選手権だった。選手生命が短いフィギュアスケートで
これだけトップを争いつづけるということが、そもそも
素晴らしいことで、さらに五輪の金メダルを2階とっている
にもかかわらず、「確実にうまくなっている」といえる
ところも、世界初の4回転アクセルを目指すといえるところも
多くの人を引き付ける理由なのかな」と。
おっしゃる通りですね。(*´ω`*)
羽生選手はおかしな下げ採点のせいで、ネイサンのが強い
だとか、ジャンプやスピンでありえないようなあら捜しを
されて、まるで下手であるかのような印象操作をされて
いたとしても、自他ともに「確実に五輪の時よりも
うまくなっている」と認められるほど、上達して
いるのです。
80ページから83ページまでが毛受さんによる
「世界選手権 写真館」でした。
そのあとに「責任を果たすということ」というリポート
記事が続きます。
これは、先日ちらっと書いたように、以下にストックホルム
での取材が大変な状況下で行われたかを教えてくれるものでした。
そんな状況下で、全日本王者として自分の責任を果たすため
だけにストックホルムまでやってきた羽生選手の凄さを
改めて感じたそうです。
ここまでが羽生選手に割かれたページでした。
フィギュアスケートマガジンもほぼほぼ「ゆづオンリー」
だと思ってもいいと思います。
申し訳程度に世界選手権に出場した選手の記事が少しだけ
ありましたけど。(^_^;)
それと、マガジンは文が多くて苦手…という方でも、今回の
雑誌は写真が多くて綺麗で素敵でしたよ。文よりも。
なので普段は苦手に思う方でも絶対に!購入したほうがいいと
私は思いました。
ゆづに寄り添い続ける姿勢が好きです。

フィギュアスケートマガジン2020-2021 Vol.3 世界選手権特集号
かなり時間がかかりましたが、記事にするとちょっとでしたね。
また後程、更新したいと思います。
それではまた(^^)/
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