何やら全米選手権の話題が色々あがってきていますが、
相変わらずの「爆盛り採点大会」になっているようです。
<1>ネーサン・チェン 113・92点
ネイサン・チェンの演技構成 4Lz、 3A /4F3T
https://youtu.be/j_-CZK6A-90
TES 66.22
PCS 47.70
トータル113.92
<2>ビンセント・ジョウ 107・79点
ヴィンセント・ジョウの演技構成 4Lz3T、 4S /3A
https://youtu.be/z3fQxQdu3sw
TES 61.49
PCS 46.30
トータル107.79
<3>ジェイソン・ブラウン 100・92点
ジェイソン・ブラウンの演技構成 3F、 3A /3Lz3T
https://youtu.be/CPm7yqVdO_4
TES 52.12
PCS 48.80
トータル100.92
男子リザルト
男子SPプロトコル
ネイサン・チェンのプロトコル。
4Lzについた加点が必ずしも爆盛りだったわけではなさそう
ですが、助走助走構えて跳ぶジャンプで、大した工夫もない
割にはGOEが高いという印象です。
3Aは確かにイーグルから跳んではいましたけど、今では
イーグルから跳ぶのは珍しいことではありませんしね。
そして、相変わらず高いPCSでびっくりです。
彼はスピンやステップでの評価がやたら高い!
日本のジャッジでも彼のスピンにGOE5つけるのかなぁ?
基礎点の高い高難度ジャンプである4Lzと4Fを跳んでミスなし
なので、110点は行くのはまぁ…アメリカ採点なら当たり前ですね。
一方の羽生選手のSPの構成は4S、3A、4T-3Tで、ノーミスで
GOEも4点以上だしていれば110点は出せているのですから、
ネイサンとはレベルが違う上質の演技だという事がわかります。
ネーサン・チェンSP首位、71年ぶり5連覇へ王手
日刊スポーツ
今回は男子もですが女子の点数が凄いことになっていたことに
驚きました。 男子よりすごいんじゃね?(/・ω・)/
アメリカの女子ってそんなにすごい選手いましたっけ?
ロシアや日本の紀平梨花に対抗できる選手ですよ〜!とばかりに
3Aも入れていない選手に232点とか?
今では女子も一応は4回転を跳ぶ選手が出てきており、3Aを
装備している選手もかなり増えていますので、3Aもない、
4回転もない選手が230点を超えていくのは並み大抵のこと
ではありません。
期待を込めての「点数」だとしたら、やっぱり盛りすぎですね。
ただ、単なるナショナルだとしてもこれが国際試合の採点に
影響を与えるのが面倒くさいです。
それを思うと、アメリカをはじめ他の国の自国選手贔屓は選手に
とっては頼もしい応援になることでしょう。
日本がやっている「我が国は奥ゆかしい国民性なので」
アピールは、世界では異様に映ります。
私は若い時にクリスチャンとなり、海外の宣教者からも
刺激を受けたのですが、海外の人から見た日本人の印象というのを
聞いた時、結構納得できる部分がありました。
そもそも日本という国は「自分を下げる」ことで相手を上げる
という、悪く言えば卑屈なのだそうです。
内心ではそう思っていないにも関わらず、自分が相手に差し上げる
ものをよく「つまらないものですが」と言って差し出しますが、
外人にしたら「つまらないものならどうして相手に送るのか」
と思うのだそうです。
確かに日本によくある「粗品」とか、そうですものね。(笑)
海外の人は自分を下げるのではなく、相手を率直に褒めますよね。
決して自分を卑下したものの言い方をしないです。
キリストの教え自体、「積極的(ポジティブ)」なんです。
日本でよく言われる「自分がされて嫌なことは人にもしないように」
というのもよい教えではありますが、聖書では違うんです。
「自分がしてほしいと思うことを他の人にもするように」という
「しない愛」とか消極的な愛ではなく「良いことをする」という
能動的であり、積極的な教えなんです。
国民性といえばそうなのかもしれないけど、日本のやり方は、
自分の国をあまり上げすぎると文句を言われたらいやだな…とか、
尊大な人間に思われたくないという気持ちが働くのでしょう。
でも、世界はそんなに優しくないですから。
自己評価が低いからと言って、「そんなことはないでしょう。
ご謙遜を」などと、持ち上げてなどくれません。
「自国である日本のジャッジがそういう評価をしているのだから、
それが妥当なのだ」としか思ってもらえません。
アメリカもロシアも韓国も「自分の国の選手は世界一だ」
ぐらいの強気でジャッジしてアピールするんですよ。
つまり、「どーだ!うちの子はすごいぞ!」が当たり前なんです。
それを日本だけは「いえいえうちの子はお宅に比べたらまだまだ…」
みたいなことをやっているから、甘くみられるんですよ。
自国を下げるだけでなく、お世辞を使って相手の選手を
誉めそやすから、ますます相手と自国の差が広がるんです。
自国贔屓が凄すぎるのもどうかとは思いますが、日本もいい加減、
世界の中にいて小さくまとまっていてはダメだという事です。
フィギュアスケートは「自己アピール力」が必要な競技です。
表現力と言われる演技力のようなものだって、照れたり
恥ずかしそうにやっていても伝わりませんけど、羽生選手のように
ナルシストと言われようと、ドヤっているといわれようと、
表現力とか自分を見せるという部分でも、日本人らしくない
ところが世界では評価されているのではないかと思います。
全米選手権のお知らせが先になってしまいましたが、またあとで
全日本のフリーの宇野選手の採点を検証していきたいと思います。
記事に共感していただけたら応援をよろしく
お願いいたします。
皆様のご支持を心から感謝しております。
人気ブログランキング
日本ブログ村では1位です。
いつも応援クリックしていただき感謝してます。
にほんブログ村
ご無沙汰してます。
全米男子上位3人だけ動画視聴しましたが…
正直ヴィンスが1位じゃないの?って思いました。
ネイサンはステップシーケンスで見せる豊かな音楽表現と
その他のただ要素を確実にこなしているだけの部分との
落差が酷すぎます。いえ、十分難しいことをしていて、
凄いことなのはわかっていますが。
2分40秒のうち30秒くらいしか音楽を表現していないのに
あのPCSはないわ〜。
ネイサンのシットスピンは相変わらず腰が高いし、なんで
レベル4に高いGOEがつくのか理解に苦しみます。
ジャンプの回転不足がなければヴィンスの方がいいなと
思いました。
それからジェイソンは相変わらず素晴らしいスケーティング!
10点も納得…ですが、4回転入れている選手とは心身の負担が
異なるでしょうし、同じに扱っていいのでしょうか?
でも4回転はTESが高いのだからPCSは独立して考えるのが
正しいのかもと思うし、悩みますね。
どこもそれなりに採点は主観に左右されるんだなあと
思いますが、わざわざ元トップ選手の解説者もわからない
ようなミスを特定の選手だけ指摘してまで点をさげるのは
全日本だけですね。
あのジャッジとテクニカルは世界中で永遠に語り継がれると
いいよ。💢
マリリンさん、ネイサンの動画、ジャッジ名のせて頂いて有り難うございます。
J1、のジャッジは悪評高いローリーパーカーですね。
昨日、女子のをみて、3Aも無く、4回転も無くて、232点台で盛り盛り点数(@_@)
男子も盛り点数でしょうね、と思ったら、その通りでした。💨
朝、早く動画を観たのですが、一回では分からないの、何回も観たのですが4lzの着氷もいまいちだし、3Aも長い助走だし
4F-3Tに入る前の準備、クロス滑走の長いこと。半周以上ではなかったですか。
又、軸もまがってましたね。
ゆづがノーミスの演技をし、世界でも反響が大きく、ネイサンも負けじとスケアメから構成を上げてきましたね。アメリカはアゲアゲ点数で既成事実を作り世界選手権に乗り込むつもりでしょう!
日本といえばゆづに下げることしか考えてない!😴
もしアメリカがゆづの演技を採点すれば120点は出すでしょうね。
自国の選手をアピールすることも戦略のひとつと思うのですが......それもしない!
スケ連はいったい何を考えてるの
ゆづにかわる推しの事ばかり考えての?
明日はフリー、ネイサン4種5クワドらしいのでノーミス出来るかしっかり観ようと思います。
ブラウンの演技後、オーサーの顔が嬉しそうにリモートで映ってましたが、ゆづの時はなかったので何か違和感を感じました。
凄いですね。ネイサン。良くやった❗ SP首位おめでとう🎁
あの演技でブッチギリの113点。キスクラでは点数にはウンウンと頷いてましたね。あの演技で自信があったんでしょうね⁉️
TOYOTA U.S. figure ChampionShips なんですね。リンク壁にデカデカ。そりゃ〜転倒しない限りは安定の爆盛でしょう。
ビンスもジェイソンも良かったけど点数がやり過ぎ。
でも、ある意味羨ましいです。本来はナショナルなんだから世界中にアピールする為に米国、ロシア、かつての中国の様に爆盛してもいいんですよ。
世界中が、ええ〜‼️と思われても知らん顔ナショナルだし、、。
今回の全日本は羽生選手は勿論の事、宇野、鍵山も点数的には可愛いもんでした。日本独特な控えめ、奥ゆかしいのが美徳と思っているとしたなら日本スケ連関連は、アホですよ。
だから、、ATM扱いされるんだろうね。
全米選手権は採点監視目的にこちらで拝見しました。
いつもありがとうございます。
上位3選手とも点が高すぎます。特にネイサン選手の4Lz、GOE2から4を並べたジャッジは恥ずかしくないのか?と思います。ジェイソンに関しては、フィギュアが芸術部門とジャンプ部門に分かれる案はどうなったのだろう?クワドに挑戦しない男子はTESにもPCSにも上限をつければいいのに、などと思いました。
Yahoo!JAPANに配信された全日本男子フリー視聴率記事についたコメント「視聴者が採点に納得いかない事が続くと(特に好きなスケーターがいない限りは)離れていくと思う」に、賛成1101ポイント、反対18ポイントです。
ファンは得点と順位につくものではなく、演技と人となりにつくのです。容姿と衣装も大きいでしょう。
私は長年芸能界を見てきましたが、スターを作ろうとしても失敗する例は多く、失敗したとわかったら方向を変えるものです。
フィギュアスケートが適正に採点される健全な競技であり続ければ、スターがいないときでも競技ファン(いわゆる箱推し)がついて支えていくと思います。
また、これだけ多くの項目を人間がわずかな時間で採点することは限界があり、AIを導入すべきだとあらためて感じました。