羽生選手のメッセージはいつも他の人への配慮であふれている - 羽生結弦 成功への軌跡

羽生選手のメッセージはいつも他の人への配慮であふれている

ゆづオンリーファンの皆様、こんばんは(^^♪

AERA・dotに沢田さんが執筆された記事が出ていました。

キャリアの「重要時期」失った羽生結弦、
そんな中でも垣間見えた“他人への配慮”

AERA.dot

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『キャリアの「重要時期」失った』なんていうタイトルなので、
初めは下げ記事かと思ったのですが、大丈夫でした。

今年に入ってからすぐ、コロナウイルスの感染が起こり、
不安な中、四大陸選手権が行われました。

その大会で優勝した羽生選手は、大会後のインタビューで、
次のように語っていました。

僕ら自身もすごくいろいろ注意したり、運営の方々もすごく
注意していたりしたので、僕らもすごく緊張しましたし……
でもこうやって素晴らしい試合ができたのは、皆さんの配慮だとか、
スタッフの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました


また、世界選手権中止が発表された3月12日には、スケート連盟を
通してコメントを発表しました。

中止になってしまったことは残念ではありますが、選手のみならず、
観に来られる皆さまや大会運営のスタッフの方々への感染拡大のリスクが、
少しでも減ったことに安堵する気持ちもあります。
このような状況の中で、選手に競技の場を設けようとギリギリまで
尽力してくださったISUに感謝の意を申し上げます。

今回の中止を受けて、改めて新型コロナウイルスについて、また、
ウイルス感染について考える機会ができたと思っています。
このような対応がなされたからこそ、より一層、注意を払って
生活していかなくてはと思いました。

そして、今シーズンの最後まで応援してくださった方々、本当に
ありがとうございました。来シーズンに向け、今の限界の先へと
行けるよう、練習していきます」


その後も羽生選手は折にふれてメッセージを発信してくれました。

緊急事態宣言が発出されていた4月17日には、日本オリンピック委員会の
ツイッター上で、ウイルスと闘う人々に語りかけてくださいました。



「皆様こんにちは、羽生結弦です。
つらい事や我慢しなくてはならないこと、そして制約がたくさんある
毎日だと思います。生活が苦しい状況ではありますが、どうか不要不急の
外出を控え、感染拡大防止のためにご協力をよろしくお願いします。

僕たちアスリートはいつも応援の力を感じ、そして受け取っていくことで
頑張っていけています。時にはプレッシャーになることもありますが、
それらがあるからこそ頑張れているのだと思います。
このような状況の中で未知の物に挑み続けてくださっている方々に
心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。

プレッシャーにもなるかもしれませんが、遠くから応援の気持ちを
飛ばしていきたいと思います。そして何よりも今、苦しみながらも
闘病されている皆様、本当に苦しいと思いますし、想像を絶する
恐怖とも闘っていらっしゃるとも思います。

真っ暗闇なトンネルの中で希望の光を見出すのはとても難しい
と思います。でも、『3・11』の時の夜空のように真っ暗だからこそ
見える光があると信じています。
どうか無理をなさらず、周りにいる方々を信じて頼ってください。
そして、皆様が心からの笑顔で語り合える日々が来ることを祈っています」』


闘病中の人が感じる恐怖についても言及するところなど、震災を
初めとする様々な困難に直面し、乗り越えてきた羽生選手ならではの
思いやりのある言葉だなぁ…と思いました。

さらに5月6日には、スケート連盟のツイッター上で、過去に滑ってきた
数々のプログラムを、室内の白い壁を背に踊ってくれた動画を
公開してくれました。(*´ω`*)

この時は本当に感動しましたね。







私たちファンのために?と勝手にそう思っているのですが、
久しぶりに見る羽生選手の「演技」に、ファンは歓喜しましたもんね。

そして8月28日、羽生は今季のGPシリーズを欠場するという
決断を発表しました。

羽生選手のGPS欠場発表を伝えるニュース映像

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羽生選手のコメント全文。

新型コロナウイルスと気管支喘息の関係性については、まだ
確証となるものはなく、情報も十分ではないので判断が難しい
ところですが、呼吸器系基礎疾患を有する者が新型コロナウイルスに
罹患した場合、重症化し易いとの情報もあるので、可能な限り
慎重に行動したいと考えています。

また、気管支喘息に関係なく、一部の選手が新型コロナウイルスに
罹患した後、後遺症によって選手活動が困難になってしまっている
点からも、慎重に行動を検討する必要性があると思っております。

現段階で、カナダ在住のオーサーコーチが日本での試合に
帯同するために来日することが困難であることが予想されます。
一方、私が日本からカナダの試合に出場する場合は、カナダ
入国後2週間の自己隔離が必要となります。

その期間、練習など一切のスケートの活動ができないため、
選手にとって万全の状態で試合に臨むことができません。

このコロナ禍の中、私が動くことによって、多くの人が移動し
集まる可能性があり、その結果として感染リスクが高まる
可能性もあります。

世界での感染者数の増加ペースが衰えておらず、その感染拡大の
きっかけになってはいけないと考え、私が自粛し、感染拡大の
予防に努めるとなれば、感染拡大防止の活動の一つになりえると
考えております。

大変残念ではありますが、以上の理由から、今シーズンのISU
グランプリシリーズを欠場することを決心いたしました。
一日も早く新型コロナウイルスが収束することを願っております」


気管支喘息という持病があるため、極力コロナウイルスに
罹患しないように気を付けなくてはならないということや、
コーチが来日できないことや、カナダ入国後の隔離期間の
問題などで、万全の態勢で試合に臨むことができないという懸念。

そして、スター選手であるがゆえに、観客や関係者、メディアに
与える影響の大きさについても考慮しなくてはなりませんでした。

現役スケーターとして残されている時間がそれほど多くないことを
思うと、試合が大好きな羽生選手が、大きな大会の欠場を決める
ということは、決して簡単なことではなかったと思います。

責任感の強い羽生選手ですから、「欠場してはいけない」という
気持ちも思ったと思います。

でも、羽生選手は「試合に出たい」という自分の欲望よりも、
自分の行動によって多くの人に感染のリスクを与えないことを
優先されたのです。

しばらくの間、羽生選手の最新の演技を見ることはできないですが、
私たちは毎日、羽生選手のことを考えたり、過去の動画を見たり、
記事を読んだりして過ごしていますから、大丈夫です。

羽生選手の決断は尊重されていますし、多くの人が支持しています。
なので、安心して自分の信念に従って行動してほしいと思います。

私が今やるべきこと。 〜フィギュアスケーターたちの
2020〜

テレ朝チャンネル2

9月22日(火・祝) 午後3:00〜

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羽生結弦プログラムコンサート再放送のお知らせ。



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2020-09-10 | Comment(2) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マリリンさん、ゆづオンリーファンの皆さん、こんにちは(*^-^*)

連日のブログ更新、ありがとうございます。
羽生くんの言葉は、いつも人に優しく、フィギュアを愛し、五輪二連覇の自分の立場と責任を正しく示していて、立派であると思います。
AERAの「他人への配慮」よい記事ですね。ただ、見出しは?です。「キャリアの重要時期失った」ですって。羽生くんは今までずっとキャリアの重要時期の連続。コロナで活動制限うけているのは全選手だし、この見出しですか。内容と合わないと思いました。

アワード最優秀選手賞になった時のコメントも、「フィギュアは一人では競えない、沢山の選手がいて競技が成り立っている」と、多くの選手をリスペクトし、フィギュアの未来を伝えていました。見事です。
今回のコロナ感染においても、医療関係者や事業主への言葉もありました。
一番頑張らなければならないのは一般の人たちのー「感染を拡大しないために、自分がかからない、人にうつさない、感染しそうな行動をとらないこと」であると主張し、ぶれずに、自ら実践しています。
GPS不参加は、たくさんの人の命を守るための英断であったと思います。広い視野で物事を考える羽生くんは素晴らしいと思いました。

5月の3本の動画も、嬉しかったです。羽生くんは、全力でファンの気持ちに寄り添ってくれているんだなと思いました。
コロナ収束まで、ファンは待ちます。羽生くんが卒論書き上げたように、この時間を大切に使おうと思います。
Posted by なおポン at 2020.09.11 14:57
マリリンさんゆづオンリーファンの皆様こんばんは

 ゆづは世界選手権が中止になった時のメッセージからずっと周りの人達を気にかけた内容の言葉を発信してくれていますよね、1番最近のGPS欠場はとくに周囲の人々の事を深く気遣った配慮を感じられ、寂しくても感心しました。ゆづはとても優しい人だと思います。

 マリリンさんの仰る通り、私達はそれぞれ様々な方法でゆづを身近に感じられるよう、雑誌を見たり、動画を見たり、DVD📀を見たりしてゆづを待ちたいと思います。
 ちなみに私は今日は進化の時を見返しました。
 ゆづは次の機会に向けて新技の練習に励んでくれてるのだから、ゆっくり待ちたいと思います。
 それまではゆづの栄光の軌跡を辿る事にします。
 ガンバレ❣ゆづ❣祈ってます。

Posted by えりえり at 2020.09.12 00:09
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