ゆづオンリーファンの皆さま、こんにちは
夕べは伝説のSEIMEI様を再びLIVEで観ることができて、
とても幸せでしたね。
羽生結弦の偉大さ、凄さを目の当たりにしたのは、
2015年のNHK杯に続き、ファイナルだったような気がします。
今日はエキシビションがありますので、こちらも楽しみに
致しましょう。(*´▽`*)
https://youtu.be/71NVcnDE7XU
ところで、ステキなエッセイを書いてくださる大田龍子さんの
新しいエッセイが発表されましたので、ご紹介したいと思います。
舞台に神が宿るとき・羽生結弦「Origin」の
メタモルフォーゼ
PIXIVより。
羽生結弦選手の2019-2020期のOriginについての太田さん
ならではの考察がとても素晴らしかったです。
初代のOrigin衣装のことを「夜の稲妻のような」と表現して
おられて、あぁ…なるほど…と思いました。
『どこかプルシェンコに寄せた雰囲気があり、それがかえって
二人のスタイルの違いを際立たせたように思う。
ダイナミックで男っぽく威風堂々たるプルシェンコに対し、
一見華奢でありながら引き締まって鋭い羽生の姿は馬場馬術で
使われる鞭、Dressage Whipのようで、キラキラと光を
跳ね返しながら流動する液体金属を思わせる美しさだった。』
2季目のOrigin衣装については、
『艶やかに透ける紫に『薔薇の精』を連想させる花や蝶が遊ぶ。
高い後ろ襟から思い切って深い胸元の切れ込みへの煽情的なライン。
乱れ飛ぶ蛍のごときラインストーン。儚げな生地で吸い付くように
仕立てられたそれは、羽生独特の肉体のかたちを前提とした、
彼でなければ絶対に着られない衣装だ。』
どちらの衣装もとても羽生選手に似合っていましたし、
彼の美しくてしなやかながらもたくましい理想的なお体の
すばらしさを際立たせるのに、十分、役に立っていましたね。
『羽生は自らの出で立ちを含めたその場の状況に対し、
水が器に沿うようにして表情、身のこなし、オーラの色が変えていく。』
そしてOriginについては、
『ニジンスキーの舞がどのようだったかは知るすべがないが、
プルシェンコの「ニジンスキーに捧ぐ」から巣立った羽生結弦の
「Origin」は途方もないエネルギーとインスピレーションを
撒き散らして滑るごとに進化し、別世界に到達する途上に
あったように見える。』
エッセイの全文は是非、PIXIVでご覧になってください。
私も再三、発言しているように、Originの衣装と、曲、
羽生選手が作り出すOriginの世界観とでもいうのでしょうか…
それに心を奪われています。
再演、再再演、いえ、引退するまでOriginを進化させて
これが最後のプログラムでもいいとさえ思っているほどです。
羽生選手は平昌五輪を最後に現役を退くこともできました。
大きな怪我を負っていましたし、五輪の後まで現役生活を
送るのは、かなりの負担が体にもかかると私は思ったからです。
しかし、それでも羽生選手は2018-19シーズン、現役を続行して
くれました。
その時選んだ曲が、ご自身が幼いころからあこがれ、ずっと
目標にして来たプルシェンコさんの代表作だったのです。
もう、ゆづはこの曲を自分の集大成として現役を終えるつもり
なんだろうな…と寂しく思ったりもしましたが、スケートが
楽しくて夢中で憧れの存在を追いかけた、子供の頃の自分に
戻って、私達に「羽生結弦の原点」を見せてくれるのだろう
と思っていました。
とはいえ、エキシビションならともかく、そこはやっぱり
競技者ですから、試合をするうちには「勝たなければ意味がない」
「羽生結弦のスケートをやって勝ちたい」と思うのに、
時間はかかりませんでした。
埼玉のワールドで優勝していたら、もしかすると4Aに挑戦
しなかったとしても引退していたかもしれない…、そう思うと、
ワールド準優勝という結果は、羽生選手に「4Aを入れた
Originの完成形で有終の美を飾りたい」という思いを抱かせた
のだと思います。
その思いが強いまま、2019-20シーズンを迎えたものの、
試合で競い合っているうちに抱いた、自分が目指す”羽生結弦の
スケート”との乖離に、このままOriginを続けていいものか…と、
悩んだようでした。
恐らく、「プルシェンコ氏に捧ぐOrigin」では、羽生結弦らしい
スケートを表現することに、違和感を感じたのかもしれません。
悩んだ末に、「自分らしく滑って、自分らしく勝ちたい」と思い、
「SEIMEI」に変更したのでしょう。
そして、2020-21シーズンも現役を続ける覚悟を決めてくれました。
今、コロナのせいで、フィギュアの大会そのものが開催されるのか
どうか、微妙なところではありますが、もしもどれか一つでも、
開催することができるのであれば、新たなシーズンでは、きっと、
新しい曲で作ったプログラムを披露してくれるのではないかと
思っています。
私の大好きな『羽生結弦のOrigi』」。
紫の衣装をまとった羽生選手を見る機会はあるのでしょうか💧
いつかまた、エキシビションでもいいので、あの衣装を身に着けて、
滑ってくれたら嬉しいなぁと思います。
新しいシーズンの新プログラムはいったい何でしょうね?
もう一度同じ曲を使ってくれるなら、個人的にはダムパリを
新しい振り付けでやってほしい気もしますし、オペラ座の怪人も
良かったですよね(*^▽^*)
色々、妄想がはじまると止まらなくなりますので、この辺で。
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マリリンさん、素晴らしい太田龍子さんのエッセイご紹介ありがとうございました。全部読ませていただきました。
何と、美しい表現なんでしょう!! そうです、そうです、その通りですと頷いてしまいます。ゆづのことをこのような宝石のような言葉で語ってくださり、太田さんもゆづの演技に惚れ込んでいらっしゃるからこそだろうと、とても嬉しくなりました。
やっぱり、一流は一流を知る、ですね!
マリリンさんの紫Originへの思いはまさしく、私の気持ちと同じです。
オトナルもいいけど、やっぱり何と言ってもこのOriginの演技、そしてこの衣装ほど、ゆづを美しく際立たせるものはないと思っています。
そして、プル様へのオマージュではあったけど、ゆづ独特の世界観が表れていましたよね〜 妖艶で美しく、力強い芸術的な作品、もう一度、観たいですね〜
太田さんがおっしゃっているように、私も紫Origin観たかったです〜
でも自尊心をとことん傷つけられていた、ゆづにとってSEIMEIによって自信を取り戻せたんですから、ゆづが何より元気になってくれて良かった〜と今更ながら思います。
私も紫origin好きなんですよ〜♪
あの色合いといい、スケ具合といい、デリシャスボディーラインといい、
・・・
それに加えて薔薇が腰に咲き、蝶が背中に停まるんですもの〜(惚)
デザイナーの伊藤さんの才能とセンスに驚嘆し、羽生結弦の見事に着こなす感性に、身震いするぐらいです。
それにしても太田龍子さんもいつものことながら、表現が詩的で壮大で、尊敬してしまいますね。
羽生君の演技を美しい言葉で語る中国の解説者の女性を彷彿しました。
このような表現は羽生君にしか似合いません。
彼の醸し出すオーラが、全てを高貴なものに変えてくれているのだと思います。
来季は新プロを期待しているんですが、衣装はやはり紫originのような世界感で見てみたい。
今エキシビションを見終わった所です。2015年は何度も見返してたと思っていたのに、エキシビションの天と地のレクイエムを見て随分久しぶりに見たなとしみじみしちゃいました。エキシビションだけは見返してなかったみたい。なのですごく新鮮な演技を見た気がしています。
紫Originはこれまでの衣装の中で一番好きです。皆さんのおっしゃる通り透け感も薔薇🌹も蝶🦋もエレガントな雰囲気も最高ですよね。またいつかこのプログラムを見せてくれたらと願って止みません。
どんなに感動したといっても太田さんのようには表現出来ませんね。素敵な言葉でゆづの紫Originを綴ってくださって読めばそうそうとうなずけますが、なかなかこんなに上手くいかないですよね。溜息が出る程美しいエッセイです。
次のプログラムや衣装はどうなるのかと想像して待つのもワクワクしますね。出来れば紫Originの様な雰囲気を崩さない衣装でやってくれると良いな。
いつも沢山のゆづを愛でる記事をありがとうございます。
今日の太田さんの記事、originとその衣装を称賛してくださって、ファンとして嬉しいと共に、誇らしい気持ちで一杯です。
私もマリリンさんと同じで、originの曲も、演技も、衣装も大大大好きです❤️
最初の黒色覇王originよりも、紫の麗人originの方が好みです!
紫が色白のゆづによく似合ってましたし、背中の薔薇や蝶々の飾りが凝っていて、スピンすると花びらが回ってるように見えるとか、最高傑作ですよね👌
4Aを跳ぶのにも、最適の曲だと思うのですが、来季は新プロになるのですね!
それはそれで楽しみですが、本音は引退するまで、originで滑って欲しいくらいでした。
ゆづ引退後は、是非ショーであの紫の衣装で滑って欲しいです。
そして、ダムパリも大好きです。
悲運のカジモドのエスメラルダへの叶わぬ恋と結末、哀愁漂う音楽が、ゆづのしなやかな演技と相まって素晴らしいプログラムだと思います。
こちらも、生で一度観てみたいです。
2015GPFのエキシビション、ゆづ友さんとLINEしながら楽しく観てました。
ゆづは試合で優勝するとエキシビションはジャンプのミスが出て、試合で優勝を逃すと、エキシビションは上手くいく確率が高いそうです!
まさに今夜のエキシビションは当てはまりましたね。
でも、全身全霊を傾けた試合後、おまけに左足のリスフランを痛めていたのにも関わらず、魂を込めたレクイエムに感動しました。
何よりもゆづのお顔が可愛かったです😊
世界最高点をたったの二週間で、しかも自らが塗り替えた記念すべきGPF、大トリを飾るのにふさわしいレクイエムで、ゆづもファンも幸せな瞬間でした。