ゆづオンリーファンの皆さま(*^-^*)
いつもブログに来ていただき、ありがとうございます。
昨年の10月の下旬に素晴らしいエッセイを寄稿して
くださった大田龍子さんが、先月の全日本選手権の
『秋によせて」をご覧になった感想をpixivに寄稿して
くださいました。
「能」という世界を知らない私にとって、最初は
難しく思いましたが、噛みしめるように読んでいるうちに、
見た事のない「能」の世界とでもいうのでしょうか。
さらには、平安時代にタイムスリップしてその時代の
阿修羅の姿が目に浮かんでくるかのような錯覚に
陥ったような気がしました。
錯覚というよりは「幻想」とでもいったほうが適切
なのかもしれません。
羽生結弦「秋によせて」に修羅を想う
太田龍子さんのエッセイ。
Pixiv
『2019年フィギュアスケート全日本選手権の羽生結弦「秋によせて」を見た。テレビ観戦だが、羽生の研ぎ澄まされた演技に息をするのを忘れるほど惹きつけられた。昨シーズンロステレコム杯での「秋によせて」は晴れやかでこの上なく素晴らしい出来栄えだったが、それとは全く違ったもののように感じられた。緊張感がみなぎり、歓声や拍手とは別次元に身を置いてすべてを遮断した孤高の姿。ことに後半の、白刃の上を渡るようなステップ、地上の束縛に挑むかのようなバレエジャンプには、ロステレコム杯での、客席の歓声を翼にかえたような華やかさとは違う、触れることを赦さない神かがったものを感じてしまった。この蒼ざめた氷の精霊に似た何かを、かつて確かに見たことがある。あれはいつの、なんだっただろうか。』
2019年 全日本選手権 羽生結弦 秋によせて
『幽か(かすか)にグレーを含んで透き通るブルー。華やかで、時にもの悲しく、
波のように寄せては返す思い出の数々。懐かしい声、きらめく調べ、飛び跳ねる光。
そうしたイメージに重なったのは「経正つねまさ」だった。2019年12月20日の
「秋によせて」は経正を思わせるのだ。』
※平経正とは平家一門の中でも俊才として知られ、歌人として活躍した。
平安貴族が愛用した楽器の琵琶の名手として名を挙げた。
(1184年)一ノ谷の戦いにおいて、河越重房の手勢に討ち取られて戦死。(Wikipedia)
能のお話によると、戦死した経正の死を悼んで
催された席で、亡者(幽霊)となった経正がいつしか
我を忘れて舞うという…。
その優艶な舞姿に「あらわるるは経正か?」の声で
我に返り、逃れることを許されない修羅道の業火へと
引き戻されていく…。
太田さんの中にある経正は「やがて雪がちらつき始める
少し曇った晩秋の空に似たブルーのイメージ」なのです。
『経正の詩歌管弦に掛ける思いの深さと、それにとらわれて迷い出たことを恥じる哀れさ、見顕されることを嫌い、自ら燈火を吹き散らし後生を願うこともなく消えてゆく潔さ。その潔さが羽生結弦に重なって見えるのだ。特に今季、アクシデントや不利な状況に耐え続け、誰よりも美しくふるまう彼の姿に。』
※能の演目である『経政』は、経正を題材とした修羅物である。(Wikipedia)
修羅とは「阿修羅」のことで醜い争いや果てしのない闘いを意味する。
透き通った青のように美しく華やかで、時にもの悲しく、
儚げに舞う羽生結弦選手は、確かにこの能の世界の
経正のようなのかもしれません。
そして、どちらも素晴らしい表現者であるという点に
おいても、共通するところがありますよね。
ただ、能の「経正」と羽生結弦の「秋によせて」の
イメージが重なるというお話だけで、このエッセイは
終わっていませんでした。
太田さんはこのような疑問を投げかけていました。
『羽生結弦の強さ、潔さに皆が甘えすぎているのではないか。
ジャッジは本当にベストを尽くし、清廉潔白、公明正大に行われているだろうか?
彼の潔さとスケート愛につけ入った不明朗な作為が働いていないだろうか?
フィギュアスケートが修羅道に堕ちるのをどうすればとめられるのだろう。』と。
フジテレビのアナウンサーはこの演技を見て、こういいました。
「一瞬の揺らぎもなく、堂々たる風格で滑り切って見せました!」
「一瞬も揺らぐことなく、凄まじいオーラで滑り終えた羽生結弦。」と、
二度も同じ言葉を使って彼と彼の演技を称賛したのです。
羽生選手は自分のスケートに対して
「これがフィギュアスケートだ」という自信をもって、
私達の前で堂々と演技をして見せました。
ジャッジやレフェリー、テクニカルコントローラーの
皆さんは果たして本当に心から、この堂々たる滑りに対して、
自分は正しい採点をしていると自信をもって言える
でしょうか。
『秋によせて』に対しては「そうしている」というかも
しれません。
では、フリーの演技においてもそのようになさっていると
自信をもって心から言えるのでしょうか。
今シーズンの彼の演技に対しても、同じように自信を
もって言えますか?
選手はみんな、1点でも多く獲得しようと日々努力を
しています。
彼らの努力が不正な採点によって、裏切られることが
ありませんように。
そしてどうか、この奇跡の存在ともいえるアスリートを
採点できる素晴らしい特権に感謝しつつ、「羽生結弦」
という偉大な存在に恥じないような公明正大なジャッジを
してくださるよう、心からお願いいたします。
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マリリンさん、太田龍子様のエッセイご紹介下さりありがとうございました。能の事知らない私でも太田様の紡ぐ言葉の強さ想いの深さはしっかりと伝わります。 特に最後の言葉は、ゆづくんの現状を的確に捉えていて鳥肌が立ちました。もし私が今のジャッジサイドの人間だったら恥ずかしさでいたたまれないだろうと心に刺さりました。
でも多分彼等は何もおもわないんだろーなー。感じないんだろーなー。だから人に非ずのことヘーキでやってるんだろーなー。
コンサートのパンフレット無事申し込みできました。いつものAmazonとかと違うので四苦八苦しましたが出来る旦那さんのお陰でなんとか。お礼にローソンのバスチー買って差し上げました。
コンサートでは福間さんがゆづくんを絶賛してくれたとか。本当に他の分野の一流の方々のほうがゆづくんの凄さ素晴らしさを讃えてくれる。フィギュアスケート界、、、ちょっと恥ずかしい、、、。
そしてだいぶ遅くなりましたが、
今年もよろしくお願い申し上げます。
マリリンさん、大田さんのエッセイを教えてくださり、ありがとうございました。
前回の文章で感激して、また、今回も全文読ませていただきました。
なんだか読んでいて、全身鳥肌がたちました。
素晴らしい表現(羨ましい)
本当に文章と羽生君の演技と表現がピッタリ。
もっともっと、羽生君に関して書いていただきたいですね。
最後の文章。全くその通りです。
フィギュアスケートは、修羅道へと堕ちていく
マリリンさんの記事表題の通りです。
マリリンさん、いつも素晴らしい記事、ありがとうございます😊
太田さんの素晴らしいエッセイのご紹介、ありがとうございます。
前回のエッセイ同様、能の世界に擬えて、絶賛してくださってますよね。
ありがたいことです。
私は全日本のショックから、未だに録画を見返さずにいるような弱虫ですが、太田さんの賛辞を目にして、今、otnalを見返してみました。
私のような語彙不足の人間が言葉にするのもおこがましいですが、最初から最後まで一音一音に合ったジャンプやステップ、スピン、全ての振り付け。特に素晴らしいと思うのが、後半のステップに入る前の高難度のスピン、そして、冬とはまた違った秋の冷たい湖を、青い水鳥(青い蝶)が木の葉と戯れながら、時には少し早めにちらついた細雪の中で、寂しく舞っている。美しく、儚い世界を見事に演じてくれた、珠玉の芸術作品だと思います。(太田さんに比べたら浅い解釈で、お恥ずかしいですが)
そして、賛辞だけで終わらずに、今のスケート界における闇について疑問を呈してくださってます。
ジャッジが、全ての選手を正当に評価して、羽生結弦という至高の宝が輝き続けようにして頂きたいものです。
昨日はロッテの超絶カッコいいクリファをゲットできて、ファミマでのミッション成功!に一人で喜んでました。
オンラインでは鯖落ちして、明日からまた受付るとか。ロッテさんも毎度、毎度のことなのに、もっと対策を練ったらよろしいかと、僭越ながら思ってしまいました。
オーサーで言うところの、羽生結弦を見くびるなよ!ですね。
羽生結弦プログラムコンサートも大盛況で素晴らしかったそうですね。
それを聞いたときには、行けば良かったと後悔しましたが、後でテレビ放送もあるし、ガイドブックの通販も決定したので、我慢、我慢と言い聞かせてました。
そして、早速、ガイドブックはポチリました。
2月の発送を楽しみに待ちたいと思います。
私も能の事に関しては、ズブの素人で良く知りません。
なのに、このような文化人が、羽生選手の演技を文化財の目線で鑑賞してくださっていることに、いたく感動しております。
>『幽か(かすか)にグレーを含んで透き通るブルー。華やかで、時にもの悲しく、波のように寄せては返す思い出の数々。懐かしい声、きらめく調べ、飛び跳ねる光。<
・・・・・・なんと美しい表現をされるんでしょう。
そのイメージが経正であり、『秋によせて』と重なると。
そして、羽生選手のいちファンとしての意見もしっかり持っていてくださり、それもまた感動です。
>『羽生結弦の強さ、潔さに皆が甘えすぎているのではないか。
ジャッジは本当にベストを尽くし、清廉潔白、公明正大に行われているだろうか?
彼の潔さとスケート愛につけ入った不明朗な作為が働いていないだろうか?
フィギュアスケートが修羅道に堕ちるのをどうすればとめられるのだろう。』と。<
・・・・・・なんと潔い意見でしょう。
フィギュア界の不明瞭な裏側を指摘してくださり、ブロガーさんや世界中の読者の疑問と共有できて、それも感激です。
そしてこのような方が、マリリンさんのブログを読んでくださり繋がっていることも、自分の事のように嬉しく思います。
マリリンさん、太田さんのエッセイご紹介して下さり、ありがとうございます。
文章に引き込まれ、もう、鳥肌が立ちました。何と素晴らしい表現でしょう。註カ選手の舞を能の世界に例えての評価、もう言葉もありません。それほど、太田さんの心を揺さぶる「秋によせて」だったのですね〜
前回もそうでしたが、能という新しい視点から註カ選手の演技がもうフィギュアという概念を超えた次元であることを語って下さり、私たちも深い感動を覚えました。
ゆづの類い希な演技を一つ一つ自分の目に焼き付けたいです。
フィギュアスケートが修羅道に堕ちていく・・・ 本当に今の日本の有様を的確に表していますよね〜 やはり、見る人にはすべてが透けて見えるんですよね!!
スケート界はこの声を真摯に受け止める良心はないのでしょうか!
スケートを愛する註カ選手、多くの選手、子ども達の夢が奪われませんように!
コンサートのパンフ通販は本当に嬉しいですね〜 羽生結弦をリスペクトして下さる音楽家の方達がそこに音楽を通して羽生結弦を表現して下さったように思います。
マリリンさん、本当にいつも素敵な記事をありがとうございます。
今日も素敵なゆづ絶賛記事ありがとうございます😊。極上の表現で讃えられたゆづ、本当に嬉しいですね。こんなにゆづの素晴らしさが上手く表現できると良いのになぁと思います。
私は今日ファミマとは別バージョンのゆづクリアファイルを求めてイオンに行って来ました。昨日から始まったキャンペーンの筈なのになんと終了してました。初めてです。驚き‼またゆづはファンを増やしてしまったのでしょうか?2軒目はマックスバリュ行ってみましたがここにも無い。3軒目別のイオンへやはり無い。ここまで製菓担当さん全部呼んで確認してます。最後に又別のマックスバリュへ。やはり無いので担当さんに確認。するとバックヤードから持って来てくれまして無事ゲット❣結局自宅近くのマックスバリュに有りました。遠くてもクリアファイルのキャンペーンは必ずやってくれるイオンはこれからは早期終了かもなので要注意だなと。
そんな訳で4種のクリファに囲まれ今日は達成感が半端ないです。幸せ〜。
ゲームは攻略サイト見てまた少し進めました。息子と交互にやってます。
一流の人が語る羽生選手の演技について読み応えありました。全日本では羽生くん、かなりお疲れで物憂げな様子も相まって雰囲気がまさに書かれているような感じでしたよね。なんでこれにPCS満点が付かないのかと不思議でした。48点台前半だったので100点満点で考えると96点台なんだよね。低くない?最低98は無いとだめでしょ。まあ48でも49でも1点差なんだけど勝負は1点で決まることあるから、そこしっかり付けて欲しいわ。どこが足りないのよ全く。しかもナショナルなのに。不思議〜〜。
全日本はマガジン買ったよ。ファン通信と同じ日に出るフィギュアスケートプリンスは白鳥さんが表紙なのね。これ表紙って初めてじゃない?エキシビジョンで使ってた時も無かったような。フィギュアスケーターズもSEIMEIの衣装でハイドロが表紙。これも珍しい。ちょっといろいろ気になるので発売になったら本屋でチェックしようと思います。サンケイスポーツが出す雑誌はSEIMEIさんに雪が降ってきてる素敵な表紙だけどこれは駅とかコンビニ販売が中心らしい。コンビニといってもうちの近くのコンビニにはこのシリーズは前も無かったわ。あ〜立ち読みチェックはしたいな〜。