羽生選手の初戦、オータムクラシックでの
世界最高得点更新で、世界中が沸いています。
今日一日でたくさんの報道を目にしました。
全ては紹介しきれませんが、いくつかご紹介
したいと思います。
羽生結弦の初戦、心もスケーティングも
「静かに演じた」世界最高得点
折山淑美●取材・文 能登直●撮影
『オータムクラシック男子ショートプログラムで
羽生結弦は首位発進。10日前に右膝に痛みが出たために
大事をとり、右足で踏み切る4回転ループを回避したものの、
4回転サルコウと4回転トーループ+3回転トーループ、
トリプルアクセルというジャンプ構成で臨んだ。
この日の羽生は終始冷静だった。
第2組2番滑走だった夜の演技の6分間練習では、
最初に跳んだトリプルアクセルの着氷で手をついたが、
少し時間を空けてから跳んだ次の4回転トーループ
からの連続ジャンプは、セカンドの3回転トーループを
きれいに決めた。
そして、4回転サルコウも余裕を持ってきれいに
決めるとジャンプの練習はやめ、スケーティングを
確かめていた。
出だしは、静謐そのものだった。
彼が初めてこの『バラード第1番ト短調』をSPの
プログラムとして選んだシーズン、
「ピアノの音をしっかり表現したいからこそ、
静かな調べで始まる曲の雰囲気を壊さないために、
滑り出しは氷をガリガリかかないで、音もなく
滑り出すような演技をしなければいけないと思っている」
と話していたのを思い出す冒頭の滑りだった。
自分の感情を表面に出すのではなく、音の流れに
任せて滑り出し、そのままの心の中の静けさを表現して、
ジャンプに挑む。
最初の4回転サルコウを力むことなくきれいに
決めると、その流れを次のフライングキャメル
スピンにつなげる。
続くチェンジフットシットスピンで徐々にスピードを
上げ始めると、その流れからトリプルアクセルを
軽やかに決め、続く4回転トーループからの
連続ジャンプも完璧に決めた。
次のステップシークエンスも感情の発露を少し
抑える雰囲気で丁寧に滑ると、最後はチェンジ
フットコンビネーションスピンで締める。
「丁寧にやろう」という気持ちを強く感じさせる
演技だった。
得点は、自身が2015年のグランプリファイナルで
マークした世界歴代最高得点の110・95点を上回る、
112・72点の新たな歴代最高得点。
スピンとステップはすべてレベル4の評価を受け、
冒頭の4回転サルコウと後半最初のトリプル
アクセルはジャッジ7名全員が出来栄え評価の
GOEで満点の+3点を並べるジャンプ。
4回転トーループ+3回転トーループもふたりが
+2点とした以外はすべて+3点で、2・80点の
加点になるほぼ完璧な出来だった。
しかし、羽生はその得点に驚きの表情は見せなかった。
「前のグループで滑ったハビエルが101・20点を取った
段階で、『自分のベストは110点』ということを頭の中に
入れてやっていた。
冷静に考えてみれば、あの時(2015年)は前半に
4回転をふたつ入れていたので、それとはまったく
違うと思っています。
自分の中ではぜんぜん違うレベルのものをやっている
と思いますし、実際、トーループはターンから入って、
両手も上げて跳んでいますから。
そういうところも成長できているので、感触としては
『いい演技ができれば自ずと点数は出る』と思っていました。
この曲のプログラムで110点を2回とっているので、
自信を持って滑れたのかなと思います」
この日のSPは「この曲を聴き込んでいるというのは
もちろんあるし、自分がやりたいと思っていたこの
バラード第1番の表現としては静かなところから段々と、
ふつふつと沸き上がってくるようなものを目指して
やることでした。
その意味では一つひとつを丁寧に、と思ってやりました。」
この日の羽生の心の中をそのまま表現するような演技。
羽生は自然体ともいえる挑戦で、自身の今季の
スタート地点のレベルの高さを世界に見せつけた。』
羽生ファン、カナダで熱狂 売上好調の運営側の悩みは…
フィギュアスケート男子の羽生結弦の熱狂的な
ファンが、オータム・クラシックに駆けつけている。
関係者は喜ぶ一方で、悩みも抱えている。
近くで羽生を見ようとするファンが、会場への
出入りや練習の様子を見守り、歓声を送った。
カナダのフィギュアスケート統括団体のスケート
カナダによると、1200席で3日間行われる
大会の入場券は、販売開始から2時間で完売。
運営側は「うれしいこと」と歓迎した。
深夜に会場近くで一夜を明かすファンがいたことで、
地元警察が見回りにくる一幕もあった。
22日の男子の公式練習前、
「会場内でのフラッシュを使用した撮影、及び
ビデオ、動画の撮影は固く禁じられております」
とアナウンスが流れた。
英語とフランス語に、日本語も加わった。
撮影禁止の主な理由の一つに、放映権がある。
権利を活用した利益はスケート団体の収入になり、
選手の活動費やスケートの発展に生かされるが、
個人撮影した動画が出回れば、放映権者の番組や
サイトの訪問者が減り、最終的にはスケーターの
利益が脅かされる。
「放映権はテレビ局とSカナダが持っている。
私たちによるサイトで見てほしい。」と協力を呼びかける。
選手がウォーミングアップをするエリアに入る
ファンもいて、運営側は対応に追われる。
セキュリティーを雇うなどして、出費を増やしている。
混乱を避けるため、羽生が本来の選手入り口を
避けて出入りする対応もとられた。
羽生を指導するブライアン・オーサー・コーチは
「ファンが多いのはスポーツにとっていいこと」
と歓迎しつつ、
「彼(羽生)は大変。責任感があって喜ばせようと
するから、常に集中を切らすことができない」と話した。』
「ユヅルはアンビリーバブル!」 羽生結弦、
圧巻の世界新で海外ファンも魅了
『日本の王者の舞いは、世界のファンも魅了した。
羽生は右膝の違和感から4回転ループを回避したが、
モントリオールの地で完璧な演技を披露。
スコアは自身が持っていた世界歴代最高得点を
更新する「112.72」。
現地まで駆けつけた日本人ファンから大声援を
浴びていたが、その感動は世界のファンも
同様だったようだ。
カナダの統括団体「スケートカナダ」は公式
インスタグラムで、羽生の112.72点を筆頭に、
ハビエル・フェルナンデス、ナム・グエンと
上位3人のスコアを速報。
すると、海外から驚きの声が続々と上がった。
海外ファンも称賛と祝福「ユヅのプログラムは傑作」
「ユヅのプログラムは傑作」
「ユヅルとハビエルは最高!」
「ユヅルはアンビリーバブルだ」
「おめでとうユヅ!ガンバッテ!」
「ユヅルはファンタスティック!」
世界王者に対し、このように称賛と祝福が
投げかけられていた。
演技後には海外メディアから多くの称賛が
沸き起こっていたが、圧巻の演技は世界のファンも
魅了したようだ。』
ジ・アンサー編集部●文
SP世界新で主役に君臨…地元カナダ局も衝撃
「ハニュウがスポットライトを盗んだ」
モントリオールで打ち立てた金字塔。
その衝撃は、瞬く間に海外で広がっている。
大会は地元カナダ勢が躍進していた。
男子SPではナム・グエンが88.40点で3位、
キーガン・メッシングは86.33点で4位につけた。
しかし、地元勢から主役を奪ったのは、
世界の「Yuzuru Hanyu」だった。
地元テレビ局「CBC」電子版では
「ユヅル・ハニュウがスポットライトを盗んだ。
世界新記録の112.72とともに」と報じている。
また、米スケート専門メディア「icenetwork」は
「ハニュウは自分を凌駕、自身の持つ世界記録を
打ち破った」と見出しを打って速報。
羽生の演技をこう評している。
米メディア称賛「ユヅル・ハニュウ以上に驚きで
口をポカンとさせた存在はいない」
「壮観なシーズンデビューを迎えた夜、
ユヅル・ハニュウ以上に驚きで口をポカンとさせた
存在はいない。
この男はオータムクラシック2017のショートプ
ログラムで自身の世界記録を打ち破ってみせた」
右膝に違和感を抱えながらも、ショパンの
「バラード第1番」の美しい調べに合わせて
完璧な演技を披露した羽生。
演技直後には米テレビ局「NBCスポーツ」が
「ユヅル・ハニュウが新記録で五輪シーズンの
幕を開けた」と速報していた。
全選手の演技が終わる前、順位が確定する前から
報じているのだから、いかに衝撃が大きかったかがわかる。
ソチ五輪に続く、平昌五輪での金メダル獲得に向け、
地元カナダメディアも脱帽の主役ぶりを演じた
日本が世界に誇る絶対王者。
最高の形で66年ぶりの五輪連覇へ最高の形で滑り出した。』
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer
羽生の圧倒的演技に関係者驚愕 小林強化部長
「ステップなんてピアノの旋律そのもの」/フィギュア
『羽生の圧倒的な演技に、関係者もファンも驚嘆した。
日本スケート連盟の小林強化部長は
「すごい出来。ステップなんてピアノの旋律そのもの。
前よりもっと(心に)響くものだった」と2季ぶりに
用いた「バラード第1番」の完成度の高さにうなった。
所属先の城田監督は、
「闘争心が常にある。それは立派。脚の故障の中、
そういうそぶりも見せずにやった」と評価した。
ジャンプに加え、スピンやステップでも隙がなく
「一つ一つのクオリティーが高くなってきている」
と目を細めた。
日の丸を掲げて喜んだ熱狂的なファンはSP
終了後にはフリーに備え、徹夜組の約50人が
会場前に座り込んだ。
日本人が押し寄せるモントリオールで
“羽生フィーバー”が続きそうだ。』
多くのファンがカナダの会場に応援にかけつけて
くれていることは喜ばしいことですが、反面、
ルールやマナーを守らないということも見受けられて
いるようです。(^^;
ゆづサイドや地元の人たち、スケート連盟、
その他の関係者などに、ご迷惑がかからないよう、
ファンは気を付けたいですね。
今日の夜には男子の公式練習が始まります。
そして明日の朝にはフリーが行われます。
ライストのリンクです。
http://www.dailymotion.com/video/x60qkns
Live Streaming/Diffusion en direct: 2017 Autumn... 投稿者 skatecanada
時間は日本時間で表記しています。
9/24(日)
00:00-02:30 男子公式練習
02:45-05:35 女子FS
※三原舞依、新田谷凜
女子表彰式
09:00-11:45 男子FS
※羽生結弦、村上大介
男子表彰式
テレビ放送予定。
男女フリー ハイライト<当日録画>
■9月24日(日)よる10:00〜11:00
9月24(日)テレビ朝日
「神に選ばれた試合」13:55〜15:20
女子ショート(2017年9月21日)
■10月7日(土)よる7:00〜9:00
■10月8日(日)午後1:45〜よる8:30
10月8日(日)テレ朝チャンネル2
「GPシリーズ/ファイナル2017 記者会見【生放送】」
13:00〜13:45
PS:ゆづ友さんたち明日は、最前列の席を
ゲットしたそうです。ヾ(*´∀`*)ノ
バナーとか、ゆづ友さんたちがテレビに映ると
思いますので、楽しみにしたいと思います。
今日は一日、ニュースもテレビも動画も
ゆづ一色でした。(*´▽`*)
(そればかり見ているからだけど)
9月の初戦から何という幸せ
羽生結弦という人はファンやジャッジだけでなく、
見るものすべてを魅了してしまう存在ですね。
明日のフリーも全力で応援いたしましょう!
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昼休憩にスマホ見て 世界最高得点に喜びました。
家に帰り録画見て 美しい素晴らしいと拍手しました。
ついでにワイドショーなど録画してなかったのでスポーツニュースを予約して見ました。
goingあれはトヨタがスポンサーだからですか?大学で激励会…Uが少し写ったーゲェッ。
この間の点数がテロップに出て歴代2位とか、 演技について 苦手なものがない 全部 臨機応変に出来るのが強みです?????
とのたまっていましたよ。
ジャッジから点数実力以上にプレゼントされ 羽生くんと並ぶトップと思い込み 歴代2位の僕はオールラウンダーと公言して また印象操作で点貰おうとしてる。
あの小さいのが 臨機応変に?
ヘソで茶を沸かすくらいの衝撃発言に呆れてしまいました。
オータムクラシックの時期のスポーツニュースに 今頃 大学の激励会を写す必要ありませんよ。
本当に天狗になってイヤな物言いしますね。
苦手なものだらけでしょ⁉
リカバリも女のコーチが大声で指示したとか聞いたことありますけど。
あいつ バカなんだから余計な事話さなければ良いのに。
本当に人の気持ちを不快にする天才。疫病神的に。
マリリンさん 憤りのあまり 言葉が汚くなって申し訳ありません。
明日のフリーも楽しみです!
浄化浄化!羽生くんを見ましょ。