敗者の言葉から学べること。 - 羽生結弦 成功への軌跡

敗者の言葉から学べること。

今朝起きて、いつものようにスマホからYahooニュースを
チェックしたところ、「スマップ12月31日で解散!」
というニュースが目に入りました。

毎日新聞

今年の初めに、解散報道が流れたときは、すごく
びっくりしたけど、さすがに2度目ともなると、
「それほど確執ができていたのか」と、(/ω\)

個人的には慎吾ちゃんが好きですが、これからの
それぞれのご活躍を心から願っています。

五輪真っただ中ですが、先日の内村選手が逆転で
金メダルに輝いたとき、海外のメディアが内村選手に対して、
非常に失礼な質問を投げかけました。

その際、ウクライナのベルニャエフ選手が記者の
いじわる質問に「無駄な質問だ」と反論、内村選手を
擁護するという場面がありました。



朝日新聞デジタル

『内村選手は、
「僕が審判に気に入られていると言うことですよね。
まったくそんなことは思っていない」。

すると、別の質問に答えていたベルニャエフがわざわざ、
「先ほどの質問だけど、いったん得点が出ればそれは
公平なものだし、内村は過去に今回よりももっと高い
得点を取っている。だからそういう質問は無駄だと思う。」』

採点競技というのは、時として勝者に対して
失礼な憶測が飛び交うことがあります。

負けた側が採点に疑問を抱いたり、不満を言ったり、
国全体で抗議したりと、今まではそういう人の方が
多かったですが、ホントにこのウクライナの選手が
示した態度は立派なものでした。

まさに「金メダル級」です。(*^▽^*)

きっとこの選手は、次期五輪では金メダルをとって
くれることでしょう!

是非、そうなってほしいと思います。

体操の採点に関して、池谷さんのボードを使っての
解説が大変分かりやすかったので参考までに載せておきます^^



体操も、言い方は違うけど、フィギュアと同じで、
技の基礎点プラス出来栄え点という感じなのでしょう。

ホントに僅差の逆転勝利でしたね。

・・で、今回は、このウクライナの選手のコメントと、
スポーツマンとしての人格のすばらしさに感動したので、
こちらの記事をぜひ、ご紹介したいと思いました。

リオ五輪、心がふるえた潔い「敗者」の言葉〜
私たちが学ぶべきはこの姿勢ではないか

心を揺さぶられるのは、むしろ負けた人たちに、だ。

『体操に限らず各種目のメダリストたちの背後には何万、
いや何十万ものアスリートとその予備軍がいる。

五輪メダリストはその頂点に立つ人々だ。
だが、負けた選手たちも4年間を全力で走り続けてきた。

敗北を受け入れる勇気

勝利者はみんなが讃えてくれる。
だが、敗北者には慰めと同情、それに「お疲れさま」
の言葉しかない。

敗北した悔しさ、辛さ、情けなさはだれよりも
自分自身がかみしめている。

本当はインタビューどころか、だれとも顔を合わさず
会場から消えてしまいたいくらいの気持ちではないのか。
それでも彼ら彼女は例外なく涙を必死でこらえながら
カメラの前に立ち、敗北の弁と周囲への感謝の気持ちを
述べていく。

カメラがいなくなったところで泣いているかもしれない。

彼らがこなした苦しい練習、受け止めてきたプレッシャー、
厳しい自己管理はメダリストたちと変わらない。
だが、その結果は残酷だ。

勝った選手はメダルを手にして賞賛のスポットライトを
浴びる。

だが、負けた選手は敗北と挫折、自己嫌悪の中で
スポットライトを浴びることになる。

勝利のインタビューより敗北のインタビューを受けるほうが、
はるかに辛く勇気がいる。

だから、勝利者よりも敗北者としてカメラの前に立つ
選手の方がはるかに賞賛に値するとさえ思うのだ。

私たちはみんな失敗や挫折を経験する。
情けなくて恥ずかしくて、だれにも会いたくない。
ときには言い訳すら考えてしまう。
そんな経験はだれにもあるだろう。

五輪アスリートたちの真の凄さは成功し続けてきた
からではない。

私たちと同じように失敗や挫折をいくつも重ねながら、
そこから這い上がり、それでまた大一番で負けても、
しっかり現実を直視して歩き出す。
そういうところが本当に立派であり、凄いのだ。

勝利者は勝ち続けてきたから勝利するのではない。
そんなアスリートはどこにもいない。

負けたときに敗北を率直に受け止め、自分に真正面から
向き合って再挑戦する。

そんな自分を支えてくれる仲間やコーチがいるから、
いつか勝てるのだ。

今回、メダルに届かなかった田代選手も銅メダルの
高藤選手も、他の選手たちもいつか必ず勝利する。

私たちに見せてくれたひたむきさがある限り、
スポーツの戦場から引退しても、長い人生で。』

長谷川幸洋「ニュースの深層」より。

アスリートの光と影の特に影の部分にスポットを
当てた、とてもいい記事でした。

そうですよ。(^^)/

負けを経験したことのないアスリートなんていない。

失敗や挫折を味わったことがない人がいない様に。

勝者として頂点に立てるのはいつもたった一人です。

その勝者でさえ、過去にはいくつも負けを経験してきて
今があるのですから。

五輪もいよいよ後半になりました。

どの選手も力の限り、頑張ってほしいと思います。


PS:スマップの歌で特に好きなのが、やっぱり
当時20歳の慎吾君がメインで歌った「ダイナマイト」
でしょうか。(*^-^*)

http://dai.ly/x2ofhxt

『Dynamite』SMAP 投稿者 nnkimmshi-8

色々いい歌はありますが、やっぱり私はこういった
ハードでセクシーなのが好きです。

慎吾ちゃんは特に口の形が好きです。

特別大ファンというわけでもないけど、スマップは
やはり国民的な大スターでしたから、解散という
ニュースの衝撃は大きいものがありますね。

とても残念です・・。

「ゆづが結婚する!」というニュースに比べたら、
ショックは少ないかもしれませんが(^-^;

ゆづ・・夏が終わっちゃうよ〜。(*^。^*)
いつ帰ってくるのかな?

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2016-08-14 | Comment(3) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

幸枝さん(*^-^*)
いつも詳しくありがとうございます。
ライオンズの選手の方、ゆづと同じ東北の出身の人がいるんですね。
それは知らなかったです。

スマップは、特別大ファンではなかったですが、やはり
解散となると寂しいな・・と思います。

どのメンバーもみんな俳優としてタレントとして、
主役級の活躍ができる人たちばかりですので、これからも
活躍する姿を見ていきたいと思います。
Posted by マリリン at 2016.08.14 21:48
マリリンさん、今晩は。

今日は、敗者の言葉から 学べる事。と、題し 素晴らしい、そして、考えさせられる内容!

ニュースの深層。とても、感慨深い、内容でした。マリリンさんは、博学ですね。何でも 良く読み、大したものです。私とは、随分と違う事。恥ずかしい限りです。 前にも、コメさせて頂きましたが、マリリンさんの、ブログは とても お勉強になります。

敗北を、受け入れる勇気。
勝者は、勝ち続けて来たから、勝利するのではない・・・負けた時に、敗北を素直に受け止め・・・の 内容、本当に 考えさせられますね。
そして、ゆづが、かぶる、かぶる。
今期の試合に、立ち向かって行く、ゆづの事を、思った時に、この様な 考え方を しかと受け止めておけば、どんな状況をも 受け止められるのではないかしら。と、思いました。
ゆづの、ケガがどんな状況なのかも、分からないし、体調が悪くても おくびにも出さないゆづ、ですからね。
いつだって、勝って欲しい。負けないで欲しい。と ばかり思ってしまいますから、、、
応援するファンも、心構えを きちりと整理しなくては、いけませんよね。
ゆづ、どうしているかしら?

そうですね。ウクライナの選手の 発言は素晴らしいですね。

スマップ、やっぱり解散なのですね。彼らは、個人個人での活躍も していますから、司会、俳優、色々、これからも 変わらずに活躍していくと、思いますから。でも、スマップ。と、呼べなくなるのは、淋しいですね。
マリリンさんは、慎吾ちゃん、ですか。私は、皆、同じ感覚です。
ジャニーズ、と言えば、私などは、フォーリーブス世代?じゃないかしら? お若い方には、分からないかも?
あら、年が ばれてしまいますね。(笑い)

マリリンさん、毎日、色々ある中 ブログ更新、ライターさん仕事もして、お仕事有り、凄いな〜。馬力!
私も、頑張らないと。て?何を? 色々、です。
今日も、有難うございました。
Posted by はや at 2016.08.14 23:34
はやさん(*^-^*)
いつもありがとうございます。
夏休みはとれましたか?お仕事行っているんですよね。
ご苦労様です・・ホントに。

>ニュースの深層。とても、感慨深い、内容でした。

そうですね(*^^*)
今回ご紹介の記事、見たときはとても共感しました。
博学なんてとんでもない。たまたま見た時に「いい記事だな」
と思ったので。

>敗北を受け入れる勇気。
>勝者は勝ち続けて来たから、勝利するのではない・・・
>負けた時に、敗北を素直に受け止め・・・の内容、
>本当に考えさせられますね。
>そしてゆづが、かぶる、かぶる。

そうなんですよ(/ω\)
ゆづとかぶるので、ほんとはゆづの言葉も併せて
紹介したかったのですが、長くなるので次回にしました。

>今期の試合に立ち向かって行く、ゆづの事を思った時に、
>この様な考え方をしかと受け止めておけば、どんな状況を
>受け止められるのではないかしら。と、思いました。

おっしゃる通りです^^
ゆづは賢い人なので、すでにこういった考え方を
シッカリ持っていたと思います。

だからこそ、いつも「課題がみつかった」とか、
「できな過ぎてうれしくなった」など、素直に自分の
弱さを認めることができているのでしょう。
ホントに素晴らしい人だと思います。

>スマップ、やっぱり解散なのですね。
>マリリンさんは、慎吾ちゃん、ですか。私は、皆、同じ感覚です。
>ジャニーズ、と言えば、私などは、フォーリーブス世代?じゃないかしら?

はやさん、フォーリーブス世代ですよね私たちは(^-^;
懐かしいです。

慎吾ちゃんが好きなのは、昔すごく好きになった人に
似ているからなんです(´艸`*)
特に鼻から下が(笑)

好みからいえば・・スマップにはあまり好みのタイプは
いないのです。

どの人も同じくらいの感覚です。はやさんと同じです。

>マリリンさん、毎日、色々ある中 ブログ更新、
>ライターさん仕事もして、お仕事有り、凄いな〜。馬力!

いえいえ(;´∀`)
お盆休みに少しでもライター業を頑張ろうと思っていたのに、
雑用や、五輪中継もあって、あまりできませんでした(*´Д`)
意思が弱いわたしです。

明日までお休みなのでもうちょっと頑張ります。

はやさんこそ、仕事以外に素敵なご趣味があって、
パワフルに活動されているではないですか^^

そっちの方がすごいと思っちゃいます。
尊敬します。
Posted by マリリン at 2016.08.15 00:46
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