羽生結弦という選手の演技をひとたび
見てしまうと、彼のことを忘れられなく
なってしまうと思いませんか?
2010年、彼がシニアデビューをしたとき、
「羽生結弦」という聞き覚えのない名前に、
最初は戸惑いました。
当時は、3強と言われる選手が人気も
知名度も高く、例外なく私もそんな3人を
応援していました。
思えば、特別大好きな選手がいたわけでもなく。
何となく、織田君が調子いい時は織田君を、
大輔さんが調子いいときは大輔さんを応援する・・と
言った、軽いフィギュアファンでした。
そこに割り込むように、見慣れない細身で
女の子かと見間違うようなかわいい男の子が
出てきたのです。
全日本ジュニアチャンピオンだか、世界ジュニア
チャンピオンだかわからなかったけど。
紹介される肩書きを聞いて、なんかすごい
実力の持ち主なんだな・・ということは
すぐにわかりました。
あまり期待をしないで見ていたのですが、
彼の演技を見た途端、いい意味で裏切られました。
あんなに華奢で、線が細くて弱弱しく見えるのに、
滑り出すと、まるで違う人がそこにいるような。
それからです。
テレビで見るたびに
「ああ、この子、見かけによらずすごいんだよな」
今思うと、すでに羽生結弦という選手の
ギャップに魅せられていたのかもしれないです。
当時の3強には、夢中になるほど惹かれるものは
感じなかった私ですが、この美少年には惹かれていきました。
そしてあのニースでのフリーでの大逆転。
それからは、いつもスケートを見るたびに
羽生結弦選手を応援していました。
昨日紹介したドイツのジャーナリストも、
羽生結弦を初めて見たとき受けた印象を
このように語っていました。
「羽生が氷上で表現するとき、それはコツコツと
積み重ねてきた後天的なものには見えない。
音楽が始まると同時に、まるで何かの存在が、
まだ高校生の彼の体を丸ごと乗っ取ってしまった
かのように見える。」
2012年当時、まだオーサーに師事した
ばかりのころ、オーサーは羽生結弦について
このように分析しています。
「まったくためらうことなく、滑りに身を
委ねてしまう。ああいう滑りを見せる選手は
他にはいません。そこが彼の最大の長所でもあり、
失わせたくない才能です。」
トレーニングメイトとなったスペインの
貴公子、ハビエル・フェルナンデスも、
羽生結弦についてこのように称賛しています。
「結弦は全てを兼ね備えたスケーター。
それは誰かが彼に与えたものでもなく、
彼自身が見つけたものだと思います。
4回転を持っていて、強く滑ることも、
柔らかく滑ることもできる。
いずれは世界のベストになれるスケーターだと思う」
この言葉は2,012年に語られたものです。
ハビエルの言うように、その2年後には世界の
ベストスケーターになりました。
オーサーコーチは羽生選手の競技者としての
資質はとびぬけているといいます。
「全日本はトップ3に入ることが大切だった。
(2012年全日本選手権のこと)でも実際に結弦は
優勝することしか考えていませんでした。これは
チャンピオンにとって大切な資質なんです」
前述のドイツのジャーナリストも、
「彼は若いのに自分に自信がある、
その意味でもほかの日本選手とはちょっと
違いますね。
国際舞台で戦っていくうえで、この自信は
大きな武器になるでしょう。」
さまざまな立場の人が語る「羽生結弦」という
偉大なスケーター。
その数々の言葉から、羽生結弦選手は
才能豊かな、天才的スケーターなのだ、
ということがわかります。
これからも天才・羽生結弦から目を離すことが
できません。
ところで、またまたゆづが表紙の雑誌を買ってしまいました。
これとこれとこれ。↓
銀盤の王子たち (双葉社スーパームック)
月刊トレーニング・ジャーナル2015年3月号
フィギュアスケート日本男子応援ブック8
すでに2つは届いているのでまた、順を追って
ご紹介していけたらと思います。(*^-^*)
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まさに、「天性の才能」 の持ち主ですよね。
フィギュアスケートをするために生まれてきた・・
と、よく色んな場面で耳にしますが、彼が持ち合わせる全てのモノは
そう言わざるおえないです。
でも、ただの天才ではなく、努力する天才・・(byななみ先生)
紹介されてるハビのコメントにもありますが、ただ生まれつき与えられた才能だけではこんな異星人扱いされるほどの人にはなりえませんもんね。
>音楽が始まると同時に・・
の部分、ほんっとそうですよね。
個人での演技時は勿論なんですけど、エキシのOPとかEDとか、あんまり練習時間もないし結構音ズレしてる選手見るんですが、羽生選手はいつもそれがない・・
マニアックな場面をひとつ・・ソチのエキシで、最後ヨナの方向に手を向けるキメのとこ、ほとんどの選手がグダグダな感じだったけど、結弦くんの腕はピタッと音楽に合ってたのを見逃しませんでしたよ。
13年GPFのOPだったか・・チャン選手もイマイチ決めれてないキメのとこ、やっぱりビシッ!っと音ハメしてる結弦くんがいました。
どんな時でも手を抜かず一生懸命な部分ってのも、才能なんでしょうね。
あ、羽生ブック8忘れてました。
真ん中は買う予定ないですが、王子たちは今日ウチにも届きました。
あれ?なんか、ナンバーの別冊みたいなのありませんでしたっけ?
もう雑誌は何予約したのかやめたか分からなくなってます(笑)
ゆづは天才だけど、それ以上に努力も怠らない、
まさに努力型天才スケーターですよね。
いくら天性の素質があっても、それに胡坐をかいていては
素質や才能を開花させることはないと思います。
それにジャーナリストもいっているように、ゆづは
自信をもって臨んでいるところがすごいと思います。
日本人は謙遜したり、控えめな人が多く、発言もそのように
していないと好まれないのかもしれませんが、ゆづは
幼いころから自信を持ち、それを言葉にも演技にもあらわして
いましたよね。
そういうところが違うな・・と思いました。
いうからにはやってのけるという、気迫みたいなものも
感じますし、きちんと結果も残していますし。
正々堂々としているし、見ていて気持ちがいいです。
自分の努力や才能、そしてコーチを信じて頑張っている、
そんなゆづが大好きです^^
羽生ブック、トレーニングジャーナルは、表紙だけでした((+_+))
お勉強にはなるけど、ゆづのお話がほとんどない。
スポーツをするひとにはいいけど、これは残念でした。
こんにちは!
また来てしまいました(^^ゞ
ニースのロミジュリと聞くと、胸が騒いでしまいまして…
あれを見るまでは私もマリリンさんと同じようでした。
「この子4回転跳べるのに、最後バテちゃうからなー、残念。」
今思えば、ジュニア上がりなら当然だったんですよね。
真央ちゃんのついでに男子見る…みたいな(何だかスミマセン)
とにかく、そんなにフィギュアが好きでもなかったんです。
ニースのロミジュリを見た時から、もうあの音楽が耳から離れないやら、羽生君から眼が離せないやら……(^o^)/~~
で、ソチでだめ押しです。
才能だらけなのでしょうが、やはりあのルックスで高難易度の演技を表現豊かにされてしまったら皆、即虜です。(ましてや、生きざままでも素晴らしいなんて!)
日本人男子で王子そのものなんて人は初めて見ました。そうそういません。
本当に野球でなくてスケートやっていてくれて良かった〜💦
これから先も、プログラム楽しみですね💕
まずは、身体が良くなりますように…いつもお祈りしています!
マリリンさんはシニアデビューからですか。
2009年、2010年?かな、日本での世界Jrの試合をスカパーで見てました。友人の付き合いで。
それがパガニーニだったのですね。綺麗なジャンプと容姿、キレイな名前。シニアでの活躍を友人と期待したものです。なのに…
仕事、転勤、子等の進路、等々。すっかり見ることなくソチとなりました。メダル獲得の報が流れた時、今は海外にいる友人と「あの時の…」とメールでやり取りしたものです。
Jrからの歩みはこの半年ぐらいで知りました。怪我やカナダ行き、理不尽な一部の先輩ファンのことも。
正真正銘、「ニワカファン」ですね。で、スケーターの好みは偏向的ですがフィギュアを知りたくてお勉強を始めました。プロトコルの見方から始まりスピン、カウンターの種類とか。なかなかおもしろくて。但し、スロー再生限定です。試合で見分けるには数年はかかるでしょう。
先程、テレ朝2でレジェンドプログラム見ました。GPF2連覇です。
長く動画しか見てなかったせいもあるのですが、美しかった。
うるっとしてしまうくらい綺麗なスケートでした。
やっぱり結弦くんのスケートが大好きです。
ゆづりんさん、いつもありがとうございます(^^)/
>私もマリリンさんと同じようでした。
>「この子4回転跳べるのに、最後バテちゃうからなー、残念。」
>今思えば、ジュニア上がりなら当然だったんですよね。
>真央ちゃんのついでに男子見る…みたいな(何だかスミマセン)
同じですね(^◇^)
私も真央ちゃんのついでに男子を見ているような
感じでした。
でも、やはりあのニースですよね〜(*'▽')
あれは歴史的瞬間だったかもしれないです。
奈々美コーチの涙にもらい泣きしました。
結弦君が銅メダルを取ってうれしかったです。
今となっては懐かしいですね。
ゆづ、今年の世界選手権、どうなるでしょうね。
心配と期待で胸が張り裂けそうですが、
もうすぐ3月。
楽しみにしたいと思います。
>2009年、2010年・・パガニーニ。
>綺麗なジャンプと容姿、キレイな名前。
>シニアでの活躍を友人と期待したものです。
ジュニアのころからゆづを見ていたのですね^^
私は全くジュニア時代を知らなくてお恥ずかしいです。
でも今動画でみてもゆづのジュニア時代はすごかったのですね。
こんなすごい選手が日本にいたなんて。
今でこそ、ゆづゆづって騒いでいますが、当時からの
ファンにしたら、「こうなるのはわかっていたわよ」って
思っていることでしょうね。
ソチでゆづに「再会」してジュニア時代のゆづの記憶が
蘇り、再びファンになられたのですね。
元々気になっていた選手ですから、その感動もひとしお
だったことでしょう。
ゆづにはずっと、引退するまで世界王者として君臨してほしいです。
誰も抜けないような最高のチャンピオンになってほしいです。
ほんとのレジェンドになれる人ですね^^
ゆづは天才!まさしくそうですね。
フィギュアスケートの限界を超え続ける、
天賦の才を持った奇跡の少年です!
自分の命を削るような歩みをし続けてきて、やや心配な面もありましたが
去年のGPシリーズを経て、何か一皮向けた様な感じがします。
周りのサポートの存在と、自分が愛されているってことを
より実感してくれたんじゃないかなと。
ゆづが笑顔で演じてくれることが、一番のファンヘのお返しですよねw
マリリンさんがおっしゃるように、ゆづは引退するまでずっと勝ち続けて
いくと思います。
負けないスケーターでいることは、ゆづが望んでいることでもあるので、
ぜひとも適えさせてあげたいです。
今よりも、もっと頭二つ分も三つ分も周りを引き離してもらいたいですね。
下らない比較の余地なんて無いくらいに‥w
ゆづの第2覚醒でしょうか!
ゆづがトップで、それを世界が追いかける。
追いかけられれば、それをカンフル剤にして更に成長していく。
常に世界を引っ張るゆづであってほしいですね!
もう滅茶苦茶応援しちゃいますよ。
コメントありがとうございます。
ゆづは天才ですけど、努力を惜しまないところも
素晴らしいですよね。
ゆづだけではなく、ユミィさんがおっしゃるように、
周りの方のサポートもゆづの成長を後押ししてきたと思います。
オーサーもお母さんも仙台のいろんな方がたも。
これからも若い選手がどんどん成長してきて、
そのたびに「天才」だとか「新星」だとか、
ニューヒーローだとか騒がれると思いますが、
ゆづが一番のヒーローであることは変わらないですよね。
>ゆづがトップで、それを世界が追いかける。
>追いかけられれば、それをカンフル剤にして更に成長していく。
>常に世界を引っ張るゆづであってほしいですね!
おっしゃる通りですね(*^-^*)
ゆづには常に世界を引っ張る存在でいてほしいですし、
誰にも抜かれることなくいつまでもトップでいてほしいです。
私もめっちゃ応援しています。
こんばんは
やっぱり、見る人がみると本当に的確な言葉で的確な評価をしてくれるんですね。
ドイツの記者さんの書かれていること100%納得です。
音楽がなると、何かが彼の体をのっとる! スゴイ表現。
オーサーは、そうそう、
まったくためらうことなく、滑りに身を委ねてしまう。
って言っていたのでした。
多分これ同じこと言っているんですよね。
これはきっと天性のものですね。
そして、
そう、彼は「自信」があるんですよね。もう10歳のころから。
(そっか、オーラって自信から出るんですよね!)
日本人って、自分を過小評価しがちなんです、すくなくとも
「私なんか」とか言っちゃって、本当はできるのに人前では
「できない」とか言うんです。
その方が失敗した時「そらみたことか」なんて言われなくて傷つかないから。
そこが、ゆづは違う。珍しいな〜って思っていました。
(で、「できる」と言った以上、そういう態度を見せた以上
それが嘘にならないように必死になるんですよね。)
たしかに外国人からみたら、日本人には珍しいタイプでしょうね。
荒川さんと織田さんが「羽生選手のすごさ」について対談していたの、お聞きになりました?
これでもかこれでもかと二人して誉めまくるんですが(^o^)
織田さん、2009年に初めて一緒の試合に出て(ゆづはjrだったけど)
ジャンプをあまりに簡単に跳ぶの仰天でして、「この子は来る」と確信したそうですよ。その頃からジャンプが演技の一部だったって!
で、普通ならトップになったら、もう、「あー、よかった」とか思っちゃて、その後のモチベーション保つのが大変だし、負けたくないとか余計なこと思って集中できなくなり、結果「休みたい。辞めたい」となるのに、彼にはそれが全くなくて、自分の極限をどんどん高くしていく、そこがあり得ないって言っていました。
多分これですね。天才は自分の限界を作らない。
荒川さんや、織田さんレベルでもやっぱり、目標達成すると、そこで一旦ストップしちゃうらしいですよ。
あと、僅差の勝負は絶対勝っているって。
「チャンス」と思うと、大体みんな固くなって自分の演技ができなくなるのに、って。
まあ、二人が称賛していたのは、主にアスリートの部分でした。
これに最近はアーティストの部分のスゴサも凄い勢いで加わってきていますから、特別の存在です。どう見ても、本当に。
しっかも、あのルックス、生き方ですからねー。
このジャーナリストの言葉、的確過ぎて驚きました。
ある意味、日本のだれよりも素早く的確にジュニアのゆづの才能を
認めたひとなのではないでしょうか。
音楽と一体化しているかのような滑りですし、
オーサーも言っているように身をゆだねているように滑りますよね。
ゆづはジャンプだけの選手ではなく、天性の芸術家アスリート
だと思いました。
「銀板の王子たち」にもあったように都築先生が、
彼は芸術家になると思う」と言っているのですが、
ゆづをよく知れば知るほどそう思うのは妥当かな・・と思いました。
それほど美しいですし、スポーツというにはあまりにも
芸術的すぎますよね。
ゆづが自信を持ちそれを発言していることで、ビッグマウスと言われ
たりもしましたが、町田選手が後年、あのように急成長したのも、
ビッグマウスをするようになってからでした。
あれは戦略でもありましたが、ほんとに町田選手を大きなアスリートへと変貌させることができましたよね。
それだけ「語ること」と成長・結果を残すこととは
深い関係があるのだと思いました。
ゆづは昔からそれができていたんですよね。
語る言葉に責任を持ち、それがまたいい結果につながるので、
相乗効果をもたらしていく。
だからゆづが語る言葉のどこにも陰鬱さやみじめさ卑屈な部分が
一切なく、いつもどんな逆境でも幸せだと感じていたりそれを
口に出すことでほんとに幸福になっていくのだと思いました。
オーラを身にまとい、常に努力を惜しまぬ天才的芸術家アスリート。
それがゆづなんですね。(*^-^*)
織田君と静香さんの対談見ました。
褒めまくりでしたね。
やっぱりゆづはすごいわ〜。
2009年の当時のゆづを見て織田君も、この子は来る!って
確信したんですよね。
ちょうどその頃の動画を見たばかりでしたので、
ああやっぱり・・って思いました(*^-^*)
この当時のゆづを見て何とも思わない人がいることが
むしろ信じられないくらいですよね。