ヤグ・プル時代にあった対立構造。「LIFe〜男子列伝」より。 - 羽生結弦 成功への軌跡

ヤグ・プル時代にあった対立構造。「LIFe〜男子列伝」より。

ゆづオンリーファンの皆様、こんにちは(^^)/
いよいよ明日(9/20)、早稲田大学の卒業式が執り行われます。

早稲田大学 2020年3月、9月卒業式

にも記されていましたが、明日の10:00に、
YouTubeでLIVE配信されます。

2020年3月・9月学部卒業式、大学院学位授与式、芸術学校卒業式【日本語音声】


ぜひ、見たいと思います。(*^▽^*)
学生さんにとっては、コロナ感染がなければ普通に卒業式典が
行われたのに…と思うと残念でしょうけどね。

今年は小学校も中学校も高校も、卒業式や入学式ができなかった
ところが多かったのではないかと思います。
本当に災難でしたね。

来年は、コロナ以前の状態に戻るといいのですが…。

羽生結弦 魂のメッセージ"の集大成。

昨日もお伝えしましたが、もう一度お知らせいたします。

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羽生結弦の言葉 (日本語) 単行本

シニアデビューした2010-11年シーズンから、初の四大陸選手権制覇を
達成した2019-20年シーズンまで10シーズンの記憶と記録を凝縮、完全保存版の一冊!


「逆境は嫌いじゃない。弱いというのは強くなる可能性がある」
「自分が表現したいことは譲れない」
「誰に勝ちたいとかじゃなくて、己に勝ったうえで勝ちたい」
「目標は常に一緒ではなく、高くなっていく」
「プレッシャーは期待された時の『義務』。それをエネルギーにしたい」
「悔しさは僕にとって収穫でしかない」
「勝ち負けよりも、どれだけ成長できるか、どんな経験ができるか」
「守ることや捨てることは、いつでもできる」
「悔しいって言っていてもしょうがない。これからの1分1秒をどう過ごすか」
「真っ暗だからこそ見える光がある」

過去10シーズンにおける記者会見やインタビューから、
「アスリート・羽生結弦」の思考や哲学、「人間・羽生結弦」の
生きざまを象徴する言葉を厳選し、カメラマン能登直氏が撮影した
印象的な写真とともに紹介。

能登さん撮影の美しい羽生選手のお写真も楽しみですね。

セブンネットでも予約できるようですが、私はアマゾンで
予約しました。

Life「男子シングル列伝」

昨日お話した「男子シングル列伝」ですが、ヤグプル時代のことを
知ることができたのは興味深かったです。

ロシアンスケーター・コーチの時代」という記事からは、
ロシアのフィギュアスケート界は、ソ連システムの崩壊による
影響が大きかったことがわかりました。

ソ連崩壊の最後の世代であるプルシェンコは、10歳の時、
ホームリンクを失います。

そのせいで故郷から1500キロも離れたミーシンコーチの
ところに移りました。

プルシェンコが移ったことで、ミーシンのところには、のちの
五輪チャンピオン3人が同じリンクで練習していたことになります。

考えたら凄いことですよね。(;´・ω・)
特にヤグディンとプルシェンコは年齢も3つくらいしか
違わないので、お互いに相当意識していたと思います。

日本でも、高橋大輔と織田信成の二人が同じコーチのもとで
練習をしていたことがありましたね。

うまくいかなかくて高橋大輔が出て行ってしまいましたけど、
ロシアでもそうで、ヤグディンがミーシンのもとを離れ、
アメリカに移ったタチアナ・タラソワに師事するようになります。

当時、ソ連崩壊により、よりよい環境を求めたコーチたちは、
海外へと流れていきましたが、ロシアのスケ連は彼らがロシアを
離れることを快く思っていなかったため、海外流出組は逆風に
遭っていた
ようです。

逆風はタラソワに師事したヤグディンにも吹いたようで、
「ロシア選手権でどんなにいい演技をしても、僕の優勝はない」
ということを話していた
そうです。

海外に拠点を移した選手には自国のスケ連が冷遇するというのは、
日本だけのことではなかったのですね。(-_-;)

もしかしたら、日本はロシアの真似をしたのかもしれません。

タラソワはそれ以外のことでも叩かれていたようでした。
この件は省略させていただきますね。

興味深いことに、ミーシンとタラソワが現役時代、ロシアの
フィギュア界では拠点(出身地)によって扱いが違っていた
ようです。

モスクワの選手は様々なことで優遇されているといううわさが
飛び交っていました。

ヤグディンとプルシェンコという対立構造。
ロシアとアメリカという対立構造。
モスクワとサンクトペテルブルクという対立構造。

なので、ソルトレイクシティ五輪のころまでは、タラソワと
ミーシンの対比が騒ぎ立てられていた時代でもありました。

そしてヤグディンとプルシェンコはソルトレイクシティ五輪を
迎えるのです。

2002年ソルトレイクシティ五輪」という記事も何気に
面白かったですよ。

ちょっと採点システムとか勝敗の決め方が今とは違うせいか、
理解するのが難しかったのですが、1998~2002年までの4年間、
二人は勝ったり負けたりしていましたが,次第にプルシェンコが
勝つことが増えてきました。

特にプレ五輪シーズンでは、プルシェンコは出場した全部の
試合で優勝していました。

19歳で初めての五輪を迎えるプルシェンコに対し、22歳で
二度目の五輪を迎えるヤグディン。勢いも年齢もプルシェンコが
優勢な中、五輪シーズンを迎えることになりました。

五輪シーズン中、二人が五輪前に対決したのはGPファイナル
だけでした。

当時の試合方式では、SPが1回、FSが2回、合計3回の演技の
結果で勝敗が争われました。

これがちょっとわかりにくいのですが、3つ中2つの演技で
プルシェンコが1位を取っていたのに、優勝したのはヤグディン
だったのです。

どうしてそうなるのかについての説明は省きますけど、当時の
採点システムではそういう結果になってしまいました。

プレシーズンに圧倒的な強さを見せていたプルシェンコに、
ヤグディンが1年9か月振りに勝利したことで、ヤグディンは
自信を取り戻していきます。

そして、五輪で金メダルを獲得したのはヤグディンだったのです。

この時の「順位点」の決め方もね…(;^ω^)
今とは違っているのでわかりにくいのですが、もしも今、こんな
計算方法されたら、怒りたくなっちゃうかもしれません。

でも、今でも意味不明な「GOEのつけ方」だとか、ゆづにしか
適用しない謎の「PCS下げ」があるけどね。

フィギュアスケートの採点ルールとかシステムってどんだけ
コロコロ変わってきたのだろうと、あきれるばかりです。

でね、当時は6点満点法で採点していたわけですけど、
滑走順が早い選手はやっぱり不利だったんですね。

というのは、「相対評価」だったため、どんなに素晴らしい
演技をしたとしても、まだ滑っていない選手がいた場合、
その選手がより素晴らしい演技をしたときのために、
満点の6.0や5.9を出すことは控えていたのです。

それでも、五輪でのプルシェンコは、後ろにまだ3人も控えている
段階で技術点でも芸術点でも5.9という高評価を得ていました。

しかし、ヤグディンが素晴らしい演技をしたのも事実ですが、
最終滑走者だったこともあり、ヤグディンには6.0満点が並びました。

結果としてプルシェンコは2位に終わってしまいました。

今でも滑走順が早い方が不利ですよね。

例えば、2017年の世界選手権での羽生選手のフリーの得点は、
明らかに抑えられていたといわざるを得ません。

あの時、羽生選手は最終グループの1番滑走でした。

あんなに高難度な構成のプログラムを、ノーミスで滑り切った
というのに、出た得点は演技の出来に見合わない低いものでした。

滑走順が早かったので抑えられたのだと…誰もが思ったと思います。

これが6.0方式の「相対評価」ならそれもあるのかと思うことも
できたかもしれませんが、2017年は2002年とは違う「新採点法」を
適用していました。

技術点も演技構成点も「絶対的評価」であるべきなのに、やはり
ジャッジのナショナルバイアスや、曖昧につけても見逃されたり、
許されてしまうGOEやPCSで、得点操作をされているというのが
現実なのです。本当に頭に来ますよね。💢

…と、この列伝を読んでいると、フィギュアスケート界は昔も今も
大して変わっていないんだなぁ…という事がよくわかって、
いいような悪いようなですが、色々勉強になりました。(;^ω^)

また、面白いところがあれば、随時ご紹介していきたいと思います。

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フィギュアスケートLife Extra「男子シングル列伝」


オータムクラシック2019 拡大版
テレ朝チャンネル2
9/26 12:00?18:30(390分)
男女シングルの出場全選手の演技を一挙放送。
(会場音のみ)

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私が今やるべきこと。 〜フィギュアスケーターたちの
2020〜

テレ朝チャンネル2

9月22日(火・祝) 午後3:00〜

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羽生結弦プログラムコンサート再放送のお知らせ。



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2020-09-19 | Comment(3) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マリリンさん、ゆづオンリーファンの皆さん、こんにちは!
マリリンさん、「男子シングル列伝」2日連続で詳細に亘り、ご紹介してくださり、ありがとうございました。
とても興味深く拝読させていただきました。
私なんか、ゆづページが少ないならパスと頭からあまりいい印象を持っていなかったのですが、目から鱗でした。
そして、さすが、マリリンさんの着眼点はすばらしいです。
プルさんの現役時代の背景、当時の男子シングルも今と同じくコーチや当時のルール、採点などによって、どれだけ影響を受け、悔しい思いをしなければならなかったか、どの時代もフィギュアスケート界は激しい競争に晒されていたことを知ることができました。そして今の多種クワド時代がどのような推移で現在に至っているか、とっても参考になりました。
マリリンさんのご努力には感謝しかありません。 
マリリンさんのご意見にあるように多くの人達がループジャンプが最も難しいと認識しているのに、ISUがルッツとループの得点を同じにするルール変更を一旦提示しておきながら、あっさりそれを撤回してしまったこと、本当に謎でしかありませんね。
誰もが認める羽生選手の美しいクワドループです。ゆづのこだわりのジャンプ、採点に関係なく、これからもプログラムに入れていくのでしょうね〜 
ただ、最近の演技、特に多種クワドを跳んでいる選手の演技は段々、フィギュアスケートから、かけ離れて器械体操のように私には見えてしまいます。だからこそ、多種クワドを跳びながらもトランジッション、スピン、ステップすべてが完成された羽生選手の演技は1人別次元としか言いようがありません。
ゆづの演技が安心して見られるような社会が早く来るといいですね!
明日、ゆづの卒業式だといいですね〜
Posted by yukiko at 2020.09.19 17:51
マリリンさん、ゆづオンリーファンの皆さん こんにちは❗

マリリンさん、ユッコたんのおっしゃる通りです。

実は、プルヤグの件は知ってるようで詳しくは知りませんでした。色々情報とか見たのにね。
昔も今もフィギュアスケートの採点、忖度は、何一つ変わって無いんだと改めて確信しました。
自分も最近、2017ヘルシンキセセンをよく見るんです。SPで5位のゆづはフリーでは一番最初の演技でした。素晴らしい❗ノーミスで世界最高得点で優勝したけど、点数は伸びなかった。もっと高くても良いGOEがあったのに。

他の選手のちょっとしたミスには見逃すのに、ゆづには容赦無いですよ。
平昌五輪のSPも111点は無いよね❗ 本人も納得して無かった。
あの時もアメリカの某選手が控えてましたね。 
この選手はボロボロ崩れたけどフリーでは信じられない位の高得点。
高得点にあった演技でしたか⁉️録画は消したから分かりませんが。
後に何人が控えてたにしても、抑えるべきじゃ無いですよ。
例えゆづでも誰でもジャッジが最高だと思ったら良い評価するべき。

後の選手がより以上に良かったなら又点数を上げればいい事。
何でこんな簡単な作業が出来んかな〜⤵️ そもそもジャッジが不勉強でフィギュアの経験者が何人いるのか。ボランティアだからお金に引かれるのかしら⁉️ だったら一律幾らと決めたら⁉️
他の競技も同じなんでしょうかね〜
マリリンさん、何時も有り難うございます❗

Posted by ゆづき at 2020.09.20 15:34
こんにちは!
Life、購入予定は無かったので、ヤグプルの記事、
興味深く読ませて貰いました。
にしても、フィギュア界って、今も昔も変わらず、
選手の為の競技ではなく、努力してる選手そっちのけ、ISUが勝たせたい選手を採点調整して勝たせる、スポーツには有り得ない、何ともおかしな世界なんですね。なんでこれが何十年もまかり通るのか不思議です。かりにもOP競技ですのにね。
本当に、マリリンさんが言う通り、いいような悪いような、いい勉強になりました(笑)
また、色々教えて下さいね、楽しみにしてます(^^)
Posted by あややん at 2020.09.20 17:39
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