羽生選手がチャンに与えた衝撃。 - 羽生結弦 成功への軌跡

羽生選手がチャンに与えた衝撃。


2015-2016シーズンも後半に入りました。

話題の中心は常に羽生選手ですが、その羽生選手の活躍に
刺激を受け、構成に変更を加えることになった選手がいます。

それがかつての「絶対王者」パトリック・チャン選手です。

1年のブランクを経て今季GPシリーズから
復帰したチャンは、スケートカナダで優勝しましたが、
GPファイナルでは4位に終わっています。

カナダ選手権を目前に控えたちゃん選手は・・

「ファイナルが終わってから、コーチと話し合って
フリープログラムの内容をレベルアップさせました」

「苦手意識のあった3アクセルも技術が安定してきて、
コンビネーションで入れることができると思う。
これでフリーには4回転2本と3アクセルが2本入ることになります」
と語り、自身の演技に変更を加えることを明かしました。

2本目の3アクセルは、プログラムの後半に組み込む予定だと
いうことです。

羽生が与えた大きすぎる衝撃

パトリックのレベルアップは、もちろん必要に
迫られてのことのようです。

彼はその理由を率直にこう語っています。

「GPファイナルでメダルを逃したというのは、
本来だったらパニックになってもおかしくない結果だった。

でもあの試合ではSPで大失敗をしてしまったし、
フリーでは2度目の4回転をやらなかった。
だからまだスコアを伸ばせる余地はあると思うんです。

競技レベルはどんどん上がりつつある
技術的なレベルアップは必須だと実感しました」

恐らく彼は、羽生選手の世界最高得点の演技に
衝撃を受けたのでしょう。


『昨シーズン、テレビ観戦をしていた彼は
「男子では特に何も新しいことは起きていない」
と感じたと語っていました。

しかし、今季のNHK杯で羽生結弦がいきなり見せたSP2回、
フリーで3回の4回転ジャンプは、男子シングル全体の
現状を変えてしまった。

GPファイナルで羽生が完璧な演技を繰り返し、
再び世界最高スコアを出したとき、あのレベルの演技が
偶然ではないことを証明してみせたのだ
。』

ただでさえ心身を再び競技モードに戻そうと四苦八苦していた
チャンにとって、それは大きな衝撃だったのに違いない。

『羽生結弦も、ハビエル・フェルナンデスもフリーでは
4回転を3度入れている。ロシアのマキシム・コフトゥンや、
コンスタンチン・メンショフらも3回、中国のボーヤン・ジンは4回、
フリーで4回転に挑んでくるという恐ろしい時代になってしまった。

もはやチャンも、優れたスケーティング技術に
頼っていられる場合ではない。
ジャンプのレベルアップをしていかなくては、絶対に
勝てないという状況に追い込まれたのである

そうして決めたのが、今シーズンは比較的安定している
3アクセルを2度入れることだった。
チャンは2010年/2011年シーズンに4回転を入れるように
なってから、フリーの3アクセルはずっと1回にしてきた。

「3アクセルをフリーで2度やるのは、数年ぶりのこと。
ジャンプのレベルアップをはかるのは、とても久しぶりです。
でも今の男子の現実は、それができないのならなぜ競技を
続けているんだ、というところにまで来ています」

「正直にいえば、かなりのストレスはあります。
フラストレーションを感じますよ。

彼らはぼくにないものを持っていて、それに追いついて
いかなくてはならない。

今の自分の体力でできること以上のものを、
求められているのですから」

「もうこの世界では、ぼくは若いほうではない。
だからトレーニングもきちんと現実的に計画して
いかなくてはならないんです」

「いずれは4サルコウも練習していかなくてはならないでしょう。
でも今はまず、できるところから少しずつレベルアップしていきます」

ナンバーWEBより

最後に筆者はこのように結んでいました。

『彼が絶対王者と呼ばれた時代から、わずか数年で
男子シングルのレベルは激変した。
それでも挑戦を続けるチャンが、カナダ選手権でどのような
演技を見せてくれるのだろうか。』と。

この記事を読んでかつての世界王者も、さすがに
今の男子シングルのレベルの高さには脅威を感じているんだな・・
と思いました。

25歳・・もう若くない・・。

体力的にも限界を感じることがあると思います。

それでも、2年後の五輪を目指すためには、
現・絶対王者の羽生結弦をはじめとする世界の
トップスケーターたちに追いつかなければいけない
という厳しい現実。

苦手意識のある3回転半アクセルを2度も・・
それも1つは後半に組み込まなければならないという
ところまで彼は追い込まれたんですね。

さらには新しい種類の4回転・・彼にとってはですが、
サルコウも練習しなくてはならなくなったこと。

今までそれほど必要に感じていなかったことを、
やらなければもう国際大会では優勝できないことを彼は
ファイナルを通して痛感したのです。

今シーズン、浅田真央選手とチャン選手には
似たような印象を受けました。

お2人ともソチ五輪以降休養に入り、2シーズンぶりに
競技に復帰してくれました。

最初の試合ではそこそこ、健在ぶりを発揮していたものの、
試合を重ねるごとに「1年半のブランク」を感じさせる演技ぶりに、
「25歳」という年齢と、今のフィギュア界のレベルは
ソチ以降確実に男子も女子も上がっていることを彼らは
嫌というほど感じたのではないだろうかと思っていました。

チャン選手もスケーティング技術だけに頼っては
いられなくなったことを感じたに違いありません。

真央ちゃんに至っては、トリプルアクセルが跳べるという
ことだけでトップに君臨することは難しい、ということを
宮原選手やメドベデワの活躍で、痛感したことでしょう。

そして年齢の問題だけではなく、演技構成を
高難度なものにできるくらい、今のトップスケーターは
技術もよりレベルアップしているんですよね。

その筆頭にいるのが、絶対王者の羽生結弦だったり、
中国のボーヤンだったり、ハビエルフェルナンデスだったり・・。

この過酷な競争についていけなくなったものは現役を
去るしかないのでしょう。

真央ちゃんもチャン選手も、かつての輝きを取り戻すために、
大変だとは思いますが、頑張ってほしいと思います。

世界選手権では、ベテランの意地を見せてほしいところですね。

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2016-01-20 | Comment(2) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
マリリンさん
おはようございます(*^^*)

今週末 カナダ選手権がありますね !
レベルを上げた演技がどのようなものか ?

羽生選手も見ていますかね^ ^


余談になりますが 昨日も 「明日へ つなげよう」の録画を見ていたら

主人が帰って来て そのまま一緒に見ていたんですが
(主人にとっては一緒に見る羽目にの方が合ってるかな)

主人に羽生選手って「カッコいいよね」と言ったら 普段テレビを見て
いて俳優さんなどに「カッコいいよね」と言っても無反応なのに

俺の「カッコイイ」は 山中伸弥教授見たいな人とポツリと言って
一瞬 ええええ!!!!! とビックリしたのですが 山中教授が携わる「iPS細胞の再生」と

羽生選手が携わっている「復興」の共通点が 主人の中にあったのかな
と ふと思ってしまいました

マリリンさん ホント余談になってしまいました


Posted by youko at 2016.01.20 11:30
youkoさん(*^-^*)
いつもありがとうございます。

チャン選手、カナダ選手権でどんな演技を見せてくれるのか、
楽しみですね^^

ご主人が思うかっこいい教授って私は知らなかったのですが、
男の人から見るかっこいい男性像なんでしょうかね^^

ゆづの場合ルックスよりも、生き方とかアスリートとしての資質とか、
姿勢とかにかっこよさを感じる男性は多いみたいですね^^
Posted by マリリン at 2016.01.20 18:34
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